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掲載日:2022年12月27日
Q 松井 弘 議員(自民)
朝霞市内の内間木地区内は、荒川や新河岸川、越戸川に囲まれ、水はけの悪い地形であります。1982年の洪水では甚大な被害が出ています。
朝霞調節池整備事業は2008年に施設が完成し、供用を開始しました。調節池で洪水をためたり、調節池下流の朝霞水門で洪水を逃がしたりしています。
現在は、国が整備した朝霞調節池があり、治水効果を発揮しているところではありますが、豪雨のたびに道路冠水がまだ発生しています。新河岸川については、県でも朝霞水門から都境までの下流区間の改修を進め、下流に洪水が流れやすくしているとも聞きます。しかし、越戸川については、国道254号バイパスから新河岸川との合流点までの最下流の堤防等がまだ未整備であることも、浸水の原因ではないかと考えます。
新河岸川下流区間の現在の事業進捗状況と越戸川下流の堤防未整備区間の整備の見込みについて、県土整備部長に伺います。
一方で、これらの河川は、朝霞市の都市計画マスタープランにおいても水と緑の軸に位置付けられており、自然的要素とふれあえる空間づくりを進めることが求められています。新河岸川の整備が完了すれば、治水の安全が確保される計画であります。私としては、朝霞水門の周辺は希少植物も生存していることもあり、治水と親水を兼ねた水辺の空間、例えば、親水公園のようなものがあってもいいと考えています。
先ほどの越戸川下流の堤防整備に当たっても、憩いの場所となる親水公園のように整備することで動線がつながり、水と緑の軸を生かした広域的な交流の空間として活用できると考えます。是非、実現できればと思いますが、県土整備部長の見解を伺います。
A 北田健夫 県土整備部長
新河岸川下流区間の事業進捗でございますが、現在、都県境から朝霞水門付近までの約2.6キロメートルが事業区間となっております。
このうち都県境から約1.5キロメートルを重点的に整備しており、これまでに930メートルが完成し、現在、芝宮橋上流の70メートルの護岸工事を実施しております。
残る未整備区間についても用地取得に努めるとともに、順次工事を実施してまいります。
次に、越戸川の整備見込みでございますが、新河岸川の合流点から赤池橋までの900メートル区間が未整備となっております。
この区間の整備にあたっては、最下流部に位置する新河岸川水循環センターの用地取得が必要となることから、現在、事業着手に向けて施設管理者と協議を進めているところです。
次に、越戸川を親水公園のように整備することについてです。
越戸川の上流区間は、遊歩道や水辺に近づきやすい護岸など親水空間を整備したことにより、地域の方々による定期的なイベントが開催されるなど賑わいの場となっております。
今後、最下流区間の整備にあたっては、地元市等からの意向を確認しながら、水に親しめる良好な河川空間の創出ができるよう努めてまいります。
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