トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 農林部 > 農林部の地域機関 > 農業技術研究センター > 「アライグマ専用捕獲器」を企業と共同開発し、平成30年4月から販売を開始しました。
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掲載日:2023年12月11日
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特定外来生物に指定されているアライグマは全国的に急増し、農作物被害や住宅侵入、在来動物に対する影響等が問題となっています。埼玉県でも平成28年度に5,000頭以上が捕獲されるなど、県下全域で生息が確認されています。対策として捕獲器による捕獲が行われていますが、ネコやタヌキなどアライグマ以外の動物が捕獲される課題がありました。
そこで農業技術研究センターでは、平成29年度農林水産省「野生鳥獣被害拡大への対応技術の開発」委託事業の中で、アライグマだけを効率的に捕獲することができる「アライグマ専用捕獲器」を新潟県の企業と共同で開発しました。
この捕獲器は、平成29年12月に特許出願し、平成30年4月から販売を開始しました。
なお、当面は全国の市町村向けに販売します。
平成29年度成果発表会の発表要旨「錯誤捕獲を解消したアライグマ専用捕獲器の開発(PDF:247KB)」をご参照ください。
「専用仕掛け」に前肢を入れエサをとろうとしているアライグマ
開発した「アライグマ専用捕獲器」(特願2017-245093)
鳥獣害防除担当(秩父農林振興センター内)
電話:0494-25-1660
有限会社栄工業
※当面は全国の市町村向けに販売
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