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掲載日:2021年3月11日
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桶川市、さいたま市、上尾市周辺を中心として酪農、肉用牛、養豚が行われています。
朝霞市、和光市、新座市などの都市地域でも畜産が行われています。
鴻巣市から朝霞市にかけて、主に荒川周辺で経営が営まれ、荒川河川敷を採草地として活用した酪農家が多く見られます。飼料用稲の取組も行われています。
生乳は熊谷クーラーステイションに出荷されています。また一部には、観光牧場的な経営をしているところもみられます。
鴻巣市、北本市、和光市等で「F1」を中心に飼養されています。
「F1」は、日本語では「雑種第1代」と訳され、農産物の品質や利用性を高めるために行われる技術で、交配された子は、親の優秀な遺伝子を引き継いでいます。
資源の有効活用として、地元の稲わらを収集し、給与している農家もみられます。
鴻巣市の吹上地区では、飼料用稲「はまさり」の生産が行われています。
飼料用稲は、その名のとおり家畜の飼料とするための稲で、葉や茎など全体を飼料として利用します。「はまさり」は、昭和59年に埼玉県で育成された飼料用稲専用品種で、茎葉収量がとくに高い品種です。
この取組は、酪農、肉牛農家の粗飼料対策として行われており、収穫された飼料用稲は稲発酵粗飼料として利用されます。
稲発酵粗飼料(稲ホールクロップサイレージ)は、稲の穂と茎葉を一緒に密封、発酵させたものです。
稲の米粒が完熟する前に、穂と茎葉をまとめて刈り、水分を適度に含んだ状態で酸素が入らないよう空気を遮断して乳酸発酵させます。
発酵させることで飼料の保存性が良くなり、独特の香りにより家畜が好んで食べるようになります。
(1)田植機で植え付け
(2)出穂期の様子
(3)普通型コンバインで刈り取り
(4)ロールベーラーで拾い上げ
(5)円柱状になりました
(6)ラッピングマシーンでロールしながら円柱状に梱包をラッピングします
(7)きれいに巻かれました
(8)搬出を待っています
(9)乗用トラクタの前部に装着されたベール・グリッパでトラックに積み込みます
(10)トラックで利用者の元へ運ばれていきます
(11)出番を待つロール達
(12)お食事タイムです
新座市、鴻巣市で、約6,000頭が飼育されています。
新座市では食品残さを有効利用した肥育専門経営が、鴻巣市では子取りから肥育まで行う一貫経営が行われています。
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