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ページ番号:65403

掲載日:2023年5月16日

平成28年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(鈴木正人議員)

県土の骨格となる幹線道路の早期整備について

Q 鈴木正人議員(県民

圏央道の開通により埼玉県内の新たな東西の交通軸を形成するとともに、関越自動車道や東北自動車道等の主要幹線道路を結ぶことによって、県内及び近隣の中核地域との相互交流を深め、地域社会の活性化に貢献するとともに、県内各地域において調和のとれた発展を促進することが期待されております。首都圏に流入する交通を分散し、流れを円滑化して交通渋滞を緩和する機能もあり、首都圏を通らなくても東名高速や湘南、伊豆方面にも気軽に行けるようになり、中部・関西方面への流通革命だけでなく、我々埼玉県民の休日の過ごし方やアクセスの方法にも変化が生じることによって、新たな経済効果が着実に生まれております。
圏央道が象徴的でありますが、このように県内の主要幹線道路の整備は我が埼玉県に大きな経済効果を生むだけでなく、都心の渋滞緩和や県民の余暇の過ごし方にも変化をもたらし、景気回復を実感できるようにするデフレ脱却の観点からも大変重要な施策であると認識をしております。
以前はこうした幹線道路の整備も公共事業に対する偏見や財務省が宣伝した財政均衡主義がまん延し、厳しい目で見られておりました。しかし、震災のときに救援物資の輸送で重要な役割を果たし、関東直下型地震が近いうちに高い確率で起こると予想される中、一刻も早い完成が望まれるようになりました。自治体の場合は限られた財源の中での施策となりますが、優先順位の高い幹線道路の整備は目標年次をしっかりと定め、早期に整備を進めていかなければならないと考えております。
県内では、地域高規格道路である西関東連絡道路や国道254号和光富士見バイパスなど早期整備が必要な幹線道路が幾つかあると思いますが、幹線道路の早期整備をどのように進めていくのか、知事の決意をお尋ねいたします。

A 上田清司 知事

昨年10月に圏央道が県内全線開通したことにより、交通の要衝としての本県のポテンシャルはより一層高まっております。
産業振興や地域の活性化など、埼玉の活力をより高めるため高速道路網を生かした幹線道路ネットワークの早期整備が重要です。
これまでも重要な幹線道路をいち早く整備するため、3分の1の事業箇所に3分の2の予算を重点的に配分するなど選択と集中を進めてまいりました。
平成24年度からは事業期間の更なる短縮を図るため、国道254号バイパスなど事業箇所の約1割に当たる重点16箇所へ予算の4割を集中投資をしてまいりました。
この結果、平成27年度末までに事業期間を1年から3年短縮し、国道122号昭和橋など7箇所の事業が完成いたしました。
また、この選択と集中に加えて、新たな重点予算を充当し幹線道路の早期整備を進めております。
平成27年度からは東京都と連携を図り、災害時の復旧活動の支援に重要な県西部の都県境における幹線道路の整備を重点的に進めております。
平成28年度には県内への企業進出を促進するインターチェンジへのアクセス道路整備も重点的に進めていくところです。
この道路整備では企業が進出を検討しやすくするよう、開通目標年度の公表による開通までの時間とインターチェンジまでの到達時間の二つの「見える化」を実現いたします。
まずは、幹線道路の中でも早期の効果が見込める国道125号栗橋大利根バイパスなど5路線で整備を進める予定としております。
これからも県土の骨格となる幹線道路の整備については、選択と集中を行い、早期に効果が表れるよう全力を尽くしてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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