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掲載日:2023年5月16日

平成28年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(山川百合子議員)

「安心・成長・自立自尊の埼玉」5か年計画の総仕上げについて

Q 山川百合子議員(民主・無所属

平成27年9月時点の指標の最新値を見ますと、保育サービスを利用可能な児童数、犯罪発生件数、産業部門での温室効果ガス排出削減量など、既に28年度末の目標数値をはるかに超えて達成した取組がある一方で、目標達成に相当の努力を要する施策や、数字が策定時よりも下回っている施策もあるようです。その中でも保育所の待機児童数、県立病院の病床利用率や就業率については、特に気になります。
そこで、子育て支援の充実、県立病院の医療機能強化、就業支援と雇用の拡大の3点については、知事も特に意を尽くしてこられた施策でありますので、平成28年度予算案でどのように取り組むのか、知事御自身の評価と最終年度に臨む決意をお伺いいたします。 

A 上田清司 知事

この計画に定めています68の指標のうち60指標については、平成27年9月において、計画策定時と比べて数値が改善されております。
一方で、目標達成になお一層の努力を要する指標もあるため、引き続き達成に向けてしっかりと取り組んでまいります。
まず「子育て支援の充実」に関する施策目標であります「保育所待機児童数」は平成21年度以降着実に減少していましたが、平成26年度から増加に転じています。
働く女性の増加や本県の子育て環境に魅力を感じた若い世帯の流入などにより、保育所への申込数が増加しているためと考えております。
平成28年度は、認可保育所の整備に加えて、幼稚園での預かり保育や小規模保育の充実などにより、新たに受入枠を昨年度の6,000人分から6,500人分に拡大し、待機児童の解消に取り組んでまいります。
「子育て支援の充実」のもうひとつの指標であります「保育サービスを利用可能な児童数」について、目標値の11万3,000人を既に達成しています。
次に、「県立病院の医療機能強化」に関する施策指標「県立病院の病床利用率」についてですが、平成24年度以降低下し73%となっています。
県立4病院については、平成25年度にがんセンターを移転し、現在、循環器・呼吸器病センターの新病棟建設や小児医療センターの移転を進めているところでございます。
これによって、病床数は143床増加する見込みですが、がんセンターの移転の影響により病床利用率は低下しております。
引っ越しの前後の関係もあり、このあたりについてはご理解も賜りたいと思います。
医療体制の強化に伴う面についてでございますが、県立病院では、地域の医療機関との連携強化を進めることで利用率の向上につなげていきたいと考えております。
また、埼玉県総合医局機構を中心に奨学金貸与や、研修医キャリアアッププログラムの構築を行い、地域の医療機関での医師確保に取り組んでおります。
次に、「就業支援と雇用拡大」に関する施策指標の「就業率」についてでございますが、「就業率」は平成25年までやや低下しておりましたが、平成26年は上昇に転じております。
しかし、いまだ平成22年の水準に達しておらず、若者や女性への就業支援に加えて、高齢者の希望に合った就業が課題であると考えております。
アクティブシニアの活躍を推進するため、平成28年度から高齢者の就業支援に力を注いでいく考えです。
5か年計画の施策目標については、毎年の数値の上下だけではなく中期トレンドをよく見極めて、その要因についても十分検討し、5か年計画の最終年度に向けて、取組を進めていきます。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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