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掲載日:2025年12月18日
Q 東山徹 議員(自民)
抹茶が世界的ブームになっている理由の一つとして、抹茶成分の健康への寄与があります。こうした健康面からの需要については、被覆する日数が短く、緑茶工場でも製造可能なモガ茶が健康成分的に抹茶に近く、一部、抹茶ニーズの受皿となり得るのではと考えます。
さらに、このモガ茶という名称についても狭山茶らしい表記を検討するなど、食品加工用原料としての位置付けから、一般消費者にも受け入れられるように検討するべきと考えますが、農林部長の御所見を伺います。
A 竹詰一 農林部長
「モガ茶」は、主に食品加工に使われる粉末緑茶の原料用茶葉であると承知しています。
外観は「抹茶」の原料である碾茶に似ていますが、既存の煎茶用の製茶機械が利用できるなど、碾茶と比較して栽培方法や加工方法が簡易であるという特徴があります。
「モガ茶」を原料とした粉末緑茶は、安価で使いやすいという特徴から、主に飲料やお菓子の原料として使用されています。
県内でも、この「モガ茶」の製造に取り組み始めた茶業者がおり、抹茶需要の一部には対応できるものと考えております。
「モガ茶」の製造は県内では始まったばかりであることから、まずは、食品加工業者等のニーズを調査するなど、市場の動向を把握してまいります。
また、「モガ茶」に代わる狭山茶らしい表記については、生産販売を行う茶業者等で検討されていくものと考えますが、必要に応じて消費者にも受け入れられるような表記を検討する場に加わってまいります。
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