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掲載日:2022年10月19日
Q 渡辺 大 議員(自民)
埼玉県は、4万7,000本を超える高木と延長542キロメートルの植樹帯、植樹桝の管理を行っています。ケヤキ並木などシンボルロードは当然保護されるべきですが、管理コストを踏まえ、めり張りは重要です。
平成30年度の植栽管理費用は総額5億9,500万円、そのうち高木の管理本数は4万7,383本に対し、せん定本数は9,728本、5分の1程度です。せん定が追いついていません。街路樹に対する苦情も、ここ15年で倍増しています。管理のキャパシティーを超えていることは明らかです。中でも、雑草繁茂に関しては件数の増加傾向も著しく、植樹帯管理が追いついていません。街路樹、植樹帯は削減の方向を探るべきと考えますが、県土整備部長の御所見を伺います。
A 北田健夫 県土整備部長
街路樹や植樹帯には、景観の創出にとどまらず木陰を提供したり自動車交通から歩行者や自転車を分離し、道路利用者の安全性や快適性を高める役割がございます。
近年では、議員御指摘のとおり、街路樹の成長による剪定費用の増加や労務単価の上昇などにより、適切な管理が難しくなってきています。
そこで、令和3年4月には、街路樹や植樹帯を適切に管理するため、整備や管理のあり方を示した「街路樹マネジメント方針」を策定いたしました。
この方針では、景観の向上や木陰が必要な市街地の道路には、街路樹や植樹帯を配置するとしており、一方、過密となっている場所や交通安全上支障となる交差点付近などでは、街路樹や植樹帯を撤去することとしています。
現在、この方針に基づき、街路樹や植樹帯の撤去にも取り組んでいるところです。
引き続き、街路樹や植樹帯の持つ機能を保ちながら、メリハリのある適切な維持管理に努めてまいります。
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