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掲載日:2022年7月12日

令和4年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(岡村ゆり子議員)

シングルファザーへの支援の充実を - 利用しやすい相談体制を

Q   岡村ゆり子 議員(県民)

さきに挙げました調査によりますと、相談相手「あり」と回答した割合は、母子世帯では80%、父子世帯では55.1%となっており、シングルファザーの方が悩みを抱え込んだり相談先がないということが分かります。
そこで、福祉部長にお伺いいたします。
シングルファザーがより利用しやすい相談体制の充実を求めますが、御見解をお聞かせください。

A   金子直史 福祉部長

県では、県内4か所の福祉事務所に23人の母子・父子自立支援員を配置し、ひとり親世帯から教育や進学、健康など多岐にわたる相談に対応しております。
令和3年度の自立支援員への相談は、父子世帯から824件、母子世帯から15,481件となっております。
議員お話しの国の調査では、「相談相手なし」と回答した父子世帯の 54.1%は「相談相手が欲しい」と回答しております。
相談相手を必要としているにも関わらず、相談件数が少ない理由として、自立支援員による相談窓口の存在がよく知られていないことが考えられます。
これまで、県では、広報紙やホームページ、SNSなどを活用し、広く相談窓口の情報を案内してまいりました。
今後は、再度の広報に加え、さらに市町村とも連携して離婚時や児童扶養手当の申請時などの機会をとらえて、対象となる方に、直接、周知を図ってまいります。
また、「家事」や「子どもの食事」「衣服・身の回り」のことなど父子家庭に多い困りごとについて自立支援員に対して研修を実施し、適切につなげられるよう相談体制の充実を図ってまいります。

再Q   岡村ゆり子 議員(県民)

幅広くSNS等を使って、また、その対象になる方に対して直接に相談の窓口をお知らせするというような御答弁がございました。そういった中で、今やはり気軽に身近にすぐに情報を得られるというのは、SNSがすごく大きいと思うんですね。何かあったときに公のところにつながるものであれば、なおさら信用性も上がりますし、相談をしてみようという気になると思います。
そういった中で、現在、県のホームページで、ひとり親相談というふうに調べたりしますと、書かれている、どのような相談でも受け付けることができますというところの内容に、「子供の教育費が心配」ですとか、あとは「ひとり親支援の制度が知りたい」「養育費について知りたい」というふうに書かれていて、そういった中に、子供の成長について知りたいとか、そういった言葉があっても、よりそういったシングルファザー、お父さんが一番悩んでいる子供の、特に、自分が男で子供が女の子、異性の場合は、よりそういった成長に対してのところというのは、なかなか相談する場も、あとそういった知識を得る場もなかなかないということも伺いますので、そういった文言を入れるだけでも、より必要とされている方に相談支援の窓口というんですかね、そういうのが行き渡って相談していただきやすくなると思うんですけれども、より充実という意味で是非やっていただきたいのですが、いかがでしょうか。

再A   金子直史 福祉部長

先ほども申し上げましたが、父子家庭の場合、「家事」「子供の食事」「衣服・身の回り」のこと、あとは議員お話の項目など、母子家庭と父子家庭では相談の中身が違ってくるので、父子家庭特有の問題についてわかるようにHP等の広報を充実してさせていきたいと考えています。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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