トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和2年12月定例会 > 令和2年12月定例会 一般質問・質疑質問者一覧 > 12月10日(木曜日) > 横川雅也(自) > 令和2年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(横川雅也議員)
ここから本文です。
ページ番号:188650
掲載日:2023年12月18日
Q 横川雅也 議員(自民)
まず一点目、駅前東通線について伺います。
本路線においては、東松山県土整備事務所と東松山市の職員の皆様の御尽力、関係地権者の御理解の下、事業が進められてきましたが、残された用地取得と歩道部分の無電柱化など事業完了までには解決すべき工程が残っています。早くに用地交渉に応じた住民や事業完了を心待ちにしている市民からは、一刻も早い無電柱化の実現と歩車道の段差解消など残された事業の完了を求める声が高まっております。用地の取得が終わった区間からでも無電柱化を進めるなど着手可能な工事もあります。事業完了へ向け、残る事業計画について方針をお聞かせください。
二点目、第一小学校通線について伺います。
この路線の未整備となっているぼたん通り商店街区間の相互交通化については、これまで地元東松山市長をお招きするなどして、地元自治会やぼたん通り商店会の皆様と何度も意見を交わし、市と地元側との相互理解を深めながら関係者の状況、経緯をお伝えしてきました。そして、このたび県の協力もあり東松山市から合意をいただき、測量や設計など未整備区間への事業着手へ向けた具体的な準備を進めていただいており、関係職員の皆様には大変感謝いたしております。
この区間の相互通行可と歩車道の拡幅は、駅周辺へのアクセス利便性を飛躍的に向上させ、渋滞の緩和や地域の活性などにも大きな効果が見込めるため、早期の事業着手に期待を寄せるところであります。市と連動した整備が必要となりますが、今後の事業計画と整備方針について、県土整備部長にお伺いいたします。
A 中村一之 県土整備部長
都市計画道路駅前
東通
線
では、東松山駅東口駅前広場から県道行田東松山線までの延長373メートル区間で電線類の地中化を含む道路の拡幅整備を進めております。
平成19年度から東松山市の協力を得て用地取得に着手しており、現在の用地買収率は96%となっております。
用地が取得できた箇所から着手可能な工事を進めており、これまでに北側330メートルと南側250メートルの歩道に電線を収容する埋設管の設置をいたしました。
令和2年度は、駅前広場に接続する南側の歩道90メートル区間の工事を進め、南側の歩道への埋設管の設置が全て完了いたします。
北側の残る区間に埋設管を設置するためには、道路の拡幅に必要な用地を取得する必要があります。
また、全ての区間の埋設管の設置が完了した後は、電線事業者による沿道の各建物への引込み工事で歩道部の掘削が行われるため、暫定的な歩道整備としております。
今後も、残る用地の取得に努め、早期に電線類の地中化が完了できるよう電線事業者と連携しながら取り組んでまいります。
次に、都市計画道路第一
小学校
通
線
についてでございます。
この路線のうち、通称「ぼたん通り商店街」の区間は、駅周辺へのアクセス向上と地域の活性化を図る上で、重要な役割を担っております。
この区間のうち、70メートル区間は整備済みでありますが、県道東松山越生線の100メートル区間と市道の130メートル区間は、幅員が狭く、一方通行となっており、歩行者の安全確保も課題となっています。
このため、令和2年度から地元市と事業化に向けた協議を重ね、相互通行が可能となる2車線の車道と幅の広い歩道を設け、交差点部には右折帯を設置し、さらには無電柱化を行う計画とし、現在、測量及び設計に着手したところでございます。
今後は、設計が終わり次第、地元の皆様へ説明を行い、まずは、先行して県道東松山越生線の用地取得に向けた測量、物件調査などを進めてまいります。
この区間の事業効果を発現するためには、県と市が行う事業が同時期に完了することが望ましいと考えております。
引き続き、地元の皆様の御理解と御協力を頂きながら、東松山市と歩調を併せ、事業の推進に努めてまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください