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掲載日:2023年12月18日
Q 横川雅也 議員(自民)
荒川の支川である市野川は、近年相次ぐ台風や集中豪雨の発生により毎年のように氾濫危険水位を越え、避難勧告を発令する地域も多いことから、東松山市、川島町、吉見町をはじめ流域関係自治体と連携した要望を県に対して行ってまいりました。県の御理解もあり、諏訪堰の改修をはじめ堤防補強工事など年々整備を進めていただいておりますが、それでも上流部の東松山市や川島町、吉見町の江綱・大串地区においては、いまだ各所において洪水の危険は解消されておりません。
昨年の台風第19号による被害を目の当たりにし不安の高まる沿川住民からは、今年9月に河川改修要望へ向けた署名活動も行われたほか、10月、そして11月には一部の地域において東松山県土整備事務所の協力の下、市野川の河川整備に関する地元説明会を行っていただいたところであります。
想定を超えた集中豪雨が常態化している昨今の気象状況を踏まえ、決壊の危険性や溢水、越水という現況を解消すべく、現在の河川整備計画の範囲にとどまらず未整備地区における築堤、河床の掘削や断面の変更など、更なる整備強化が必要と考えます。
市野川の整備強化へ向けた県の方針について、県土整備部長にお伺いいたします。
A 中村一之 県土整備部長
市野川については、下流から順次、河川改修を進めてきており、治水上のネックとなっている諏訪堰
を撤去し、その後引き続き、上流の未整備区間の整備を進めていく方針です。現在の諏訪堰については、新しい堰を上流に整備した後、撤去することとしており、令和3年度中には新しい堰が完成し、その後、新旧の堰の間の河道掘削を進めるとともに、古い堰の撤去工事を実施する予定です。
また、堰下流に位置する吉見町江
綱
地区及び大串
地区には、用地境界が未確定のため、未整備区間が一部残っております。
今後は、地元の意向を伺いながら地権者との交渉を進め、早期に工事着手できるよう努めてまいります。
引き続き、市野川流域の治水安全度の向上を図るため、市野川の計画的な河川改修を進めてまいります。
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