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掲載日:2025年11月19日

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ミルクボランティア体験談 vol.3
~夫婦で協力!Wさんの場合~

今回ご紹介するのは、夫婦で協力してミルクボランティアを続けてくださったWさんご夫妻。
預かり中には奥さんの入院という思わぬハプニングもありましたが、力を合わせて子猫を育ててくださいました。

ミルクボランティアを始めたきっかけについて

どうしてミルクボランティアに興味を持ったのですか?

以前、道端で出会った生まれたての子猫を育てた経験があり、そこから世の中には不幸な子猫が多いと知ったことがきっかけです。

参加する前は、どんな気持ちや不安がありましたか?

私にも何か役立つことがあればという気持ちが強かったです。
一方で、「死なせてしまったらどうしよう」という不安はありました。

子猫のお世話について

実際に子猫のお世話をしてみて、どう感じましたか?

命を託された責任感と、日に日に大きくなる「愛おしい」気持ちに加え、ちゃんと飲んでくれた・食べてくれた・体重が増えた等の不安と安堵感の繰り返しでした。

ミルクをあげるコツや工夫していることなどがあれば教えてください。

その子の個性を尊重すること。
特にミルク飲みが上手い子・下手な子・勘違いする子・焦る子などがいますが、体重が増えている限りは、お世話する側が焦らないように気をつけています(こちらが焦ると事故につながる恐れがあると感じています)。
また、子猫のトイレは、体の大きさに合わせ、最初のうちはティッシュの箱などを使っていました。

どんなペースでお世話しましたか?

ペースは月齢によって変わりますが、今までお世話してきた子は、起きるとお腹が空いたと鳴いて呼んでくれるので、基本はそれに合わせていました。
体重測定はご飯とトイレ終了後、本人が落ち着いたときにしていました。

どんなところが大変でしたか?

授乳期はとにかく睡眠時間の確保が大変です。同じ気持ちを持ってくれる家族の協力があるとかなり楽です。

逆に、意外と大丈夫だったことはありますか?

今回、意外と大丈夫だったのは、子猫がかなり寝付きのいい子だったので、一度寝てくれたら何時間も手がかからず、安心していられたことです。
また、トイレも玩具遊びも1回で覚えてくれました。

センターからの支援について

センターからのサポートや支援は、どのように感じましたか?

センターのサポートや物資は充分だと思います。
月齢が若いとトイレ補助で大量にティッシュペーパーを使うので、ティッシュペーパーがあるとありがたいです。
また、ミルクボランティア同士で交流できる場や情報を知ることができる何かがあると嬉しいです。(他の方の工夫など知りたいです)

ミルクボランティアの魅力・やりがいについて

ミルクボランティアをやっていて一番嬉しかったこと、印象に残っているエピソードはありますか?

毎日が嬉しいことの連続でしたが、初めてちゃんと水を飲めるようになったときは、自立を感じ嬉しかったです。
今は、里親さんのところで立派に成長した大人の姿の写真が楽しみです。

ミルクボランティアの一番の魅力は何だと思いますか?

ミルクボランティアの魅力は、子猫の幸せそうな姿と成長を間近で見られることかなと思います。
愛情をかけた分、人間のことを大好きになってくれるので、「きっとこの子は里親さんにめちゃくちゃ愛され、幸せになるだろうな」と想像するだけで満足です。

これから参加を考えているかたへのメッセージ

ミルクボランティアに興味を持っている方に、一言メッセージをお願いします!

一度経験したら、ミルクボランティア・子猫のお世話の魅力を感じていただけると思います。命を預かる責任はもちろんありますが、それ以上に幸せな時間を子猫と共有できると思います。
世の中にはお世話を必要としている子猫がたくさんいますので、無理のない範囲(月齢)で1人でも多くの方の力をお借りできたらと思います。

 

センターから

想定外の出来事にも関わらず、ご夫婦で力を合わせて子猫を守ってくださいました。
ミルクボランティアは家族の協力あってこそ続けられる活動です。
大変な状況の中でも「この子を無事に育てたい」という想いを最後まで貫いてくださったお二人に、心から感謝しています。

あなたも始めてみませんか?

センターでは、こうしたミルクボランティアさんの力をお借りしながら、
母猫のいない子猫たちの命をつないでいます。

「子猫のお世話、私にできるかな…?」
そんな不安を感じるのは当然です。

センターでは、未経験の方にも安心して始めていただけるよう、登録前に子猫のお世話の流れや注意点を学べる講習会を実施しています。
実際の授乳体験ができる研修もあり、スタート後もわからないことがあれば、いつでも職員に相談OK!

少しでも興味をお持ちの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

ミルクボランティア登録方法はこちら

 

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お問い合わせ

保健医療部 動物指導センター  

郵便番号360-0105 埼玉県熊谷市板井123

ファックス:048-536-0800

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