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掲載日:2021年10月20日

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ペットの介護について

近年、動物医療の発展や予防医学の進歩、家族の一員であるペットの病気に対する意識の向上などにより、人と同様に犬や猫の寿命も延びています。

ペットが高齢になると、認知機能や身体機能の低下に伴い介護が必要になることも多く、介護する飼い主の大きな負担となることがあります。

犬や猫は私たち人よりも早く年をとります。家族として迎え入れた頃は健康で元気いっぱいでも、10年後には介護が必要になるかもしれません。

ペットの介護には以下のような例があります。

  • 食事や排せつが自力でできなくなると、飼い主による補助が必要です。
  • 認知症になり昼夜逆転や徘徊、夜鳴きが起これば、飼い主の睡眠時間にも影響が出ます。
  • 筋力の低下に伴い自力で歩くことができなくなると、飼い主による歩行の補助が必要です。
  • 寝たきりになった際は、床ずれを防止するため、飼い主が定期的にペットの体位を整えてあげる必要があります。
  • 心臓病や腎臓病、糖尿病などの長期治療が必要な病気になると、動物病院に定期的に通わなくてはいけません。

 

これからペットを迎え入れようと考えている方は、ペットが高齢になった頃の自分や家族の年齢やライフスタイルの変化を想像しながら「ペットが高齢になり介護が必要になってもきちんと最期まで世話ができるか」、事前によく考えましょう。

また、近年は老犬・老猫ホームやペットの訪問介護、ペット信託など様々なペットサービスが普及してきています。

既にペットを飼っている方は、介護が必要となっても無理せず責任をもって最期まで世話をしてあげるにはどうすればよいか、あらかじめ家族とよく相談しておきましょう。

 

shasin

 

 

 

お問い合わせ

保健医療部 動物指導センター  

郵便番号360-0105 埼玉県熊谷市板井123

ファックス:048-536-0800

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