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掲載日:2021年7月7日

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新型感染症専門家会議後の知事発言内容(7月7日)(テキスト版)

 

知事

   本日は、新型感染症専門家会議第37回を行わさせていただきました。一昨日、この会議やらせていただいて、今日もということで今週2回目になります。11日で、このまん延防止等重点措置が切れる中、今後どうするかということで、3点諮問をさせていただきました。1点目につきましては、今回のまん延防止等重点措置について、これを延長するということ、そしてその対象については、現在のさいたま市並びに川口市については、これを延長するということ、これが1点目の諮問内容でございます。それから、2点目につきましては、私の方から先ほどちょっと申し上げましたけれども、実は前回15の市町から、2つの市に変えたにもかかわらず、13市町がいわゆる措置区域外になりますけども、この13市町の中でも、実は増加をしている市があります。それが和光、ふじみ野、そして朝霞の3市であります。ここにつきましては後程申し上げますが、東京都由来というんでしょうか。東京都で感染をした可能性が高い、こういった陽性者が多く含まれている中、必ずしもその市内で、例えば飲み屋でとか、そういった話では必ずしもないんですけれども、しかし増えている中で、これをどう扱うかということ、諮問の内容としては、当面は、この例えば3市を含め、追加を、先ほどの川口、さいたま市にするつもりはないけれども、そこについては、本来のまん延防止等重点措置の特徴である弾力的な運用をさせていただいて、これ以上陽性者が増えた場合には、これらの市についても、これは3市に限りません。についても、迅速に措置の拡大をすることについてが2点目であります。それから3点目は、本当はお示しできるといいんですけれども、東京由来というんでしょうか、一番感染経路で多いのは家庭内ですけれども、先週、今週とこの2週間にわたって、家庭内感染に迫る勢いで都内での感染者が増えている。このため、県境を越える往来について強める、ワーニングという警戒を強める必要があるのではないか。こういったことをこの3点について、諮問をさせていただきました。
   先生方からは、基本的には3点ともすべて賛成というご意見でありました。1点目の川口、さいたま、両市については実は意見はありませんでした。その通りですねで終わりでございます。2点目については、3市に限定することなく、今の状況を見ていると、いわゆるワーニングというんでしょうか、警告を出すことは極めて大切である。そして柔軟に対応することは必要である。こういった話でございました。また東京都における状況を、多くの先生方は極めて深刻に考えており、1都3県においては明らかに増加に転じて、そこに埼玉県もこれまで落ち着いていたのに加わったということで、他の国の会議に参加してる先生もおられますけれども、そういった方々も、全体として、国も非常に緊張感を高めている状況であるので、状況を注視するべき。諮問事項はこれだけであります。
   これに加えて、先生方からいくつかの意見の交換が行われて、例えばデルタ株の評価をどうするか、デルタ株の評価については、どうも感染力は高いということはその通りだけども、国外の論文等にあるように、重症化や死亡率が高いといったことについてはまだ判断を下すのは早いのではないか。埼玉県の場合には独自にいろいろ検査しているので、そこをしっかり見て欲しいと、こんな話だったんですかね。私の方から以上でございます。

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