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掲載日:2026年2月18日
生産者の熱意もスイーツにたっぷり。色、香り、酸味、バランス抜群!
ミルキー感あふれる「あまりん」

埼玉県は「最もおいしい いちごを生産している県」として、全国で唯一、3年連続「プレミアムいちご県」に認定されています。さいたま市浦和区にある洋菓子店「アカシエ」では、毎年1~5月頃まで、埼玉県オリジナルいちご品種「あまりん」のスイーツが店頭に並びます。
「店には全国選手権で金賞以上のいちごしか入ってきません。絶対に裏切らない味ですよ」と話すのは興野燈シェフ。本庄市の久米原農園、五十嵐苺園から最高級の「あまりん」を仕入れ、そのおいしさを最大限に引き出しお客様に届けます。
令和7年2月に行われた第3回全国いちご選手権では、久米原農園の「あまりん~極み~」が最高金賞を受賞。同12月3日に開催された、クリスマスの時期においしい“冬いちご”を決める第3回クリスマスいちご選手権では、五十嵐苺園の「あまりん」も金賞を受賞しました。

興野シェフは食材を選ぶ際、実際に生産者に会うことを重視。
「どんな人が、どんな空気で、どんな場所で、どんな思いで作っているかに一番心を打たれます。会えば会話ができるので、この食材を調理するには何が一番ベストなのかを彼らから学ぶことができるんです」と話します。
アカシエでは、毎年、いちごシーズン終盤の4月に「あまりん祭」を開催。シーズン中にのべ10種類以上のあまりんスイーツ、ドリンクを提供しています。
数あるスイーツの中でも、シェフのイチ押しは「タルト・フレーズ・あまりん」と「あまりんのすごいショートケーキ」。タルトの上には艶やかないちごがごろごろとふんだんに盛られ、ムースリーヌクリーム(※)との相性も抜群です。ショートケーキに目を移すと、中央に挟まれているはずのスポンジがありません。その代わり、生クリームの間にはスライスされた「あまりん」がミルフィーユ状に4段、たっぷりと折り重なっています。

興野シェフは、「練乳のようなミルキー感のあるいちごはほかになく、香りと酸味、総合的なバランスも良い。是非、たっぷりのあまりんをしっかり味わってもらいたいです」と勧めます。
春日部市出身の興野シェフは高校時代、地元のパンとケーキのお店でアルバイトをしていたことをきっかけにパティシエの道へ。「今思えば、ケーキは特別な日にしか食べられない非日常そのものでした。この“特別”に毎日囲まれる世界に憧れたのかもしれません」。
そんなシェフが、産地、生産者、そして味にこだわった素材で作るスイーツを求めて、お店には大勢のお客様が集まります。
「あまりんは新しい品種で、大事に大事に作られています。生産者さんたちの努力で今の高水準が保たれているので、私も“最高のあまりんスイーツ”を届けたいです」。シェフが太鼓判を押す埼玉県産いちご。
この冬、口いっぱいに頬張ってみてはいかがでしょうか?
※バターとカスタードクリームを合わせたクリーム

店舗名:アカシエ 北浦和本店
所在地:さいたま市浦和区常盤10-6-11
営業時間:10時~18時
定休日:水曜日(祝日営業)
真っ白な果肉は食べ応え満点!丁寧なイタリア料理を彩る爽やかな酸味の「べにたま」

果実はルビーのように赤く、果肉は真っ白。爽やかな酸味が特徴の「べにたま」は、令和3年に埼玉県で生まれたいちご品種です。
「べにたまはもう王道。大人も子どももおいしく味わえて、実が大きいので食べ応えも満点。埼玉にこんなに素晴らしいいちごがあるんだと知ってほしい」と話すのは、小川洋行シェフ。加須市・増川農園の「べにたま」に出会い、今年から料理に取り入れています。

大宮氷川神社参道近くに佇む「リストランテ・オガワ」は本場イタリア・ミラノの五つ星ホテルなど5か所で3年間修行した小川シェフが厳選した食材を丁寧に届けるイタリアンレストラン。
この季節、食後のデザートでいただけるのが「埼玉県産紅赤のクレマ べにたまのジェラート添え」です。繊維を全て取り除いた軽い食感のさつまいも「紅赤」と「べにたま」の共演はほかにはない掛け合わせ。スパークリングワインを加え、いちご本来の甘酸っぱさを重視しています。

「お客様にはこの2つを混ぜて食べてほしいです。さつまいもといちごがこんなに合うんだと感じてほしい」と、小川シェフ。
さつまいもも、いちごも埼玉県産の逸品。「埼玉の価値って、意外と埼玉にいると気付かないんです。私は、肉や魚以上に野菜・果物のほうが"鮮度が命"と感じています。やはり産地が近ければ近いほど、おいしいんです」。岩槻で生まれ育った小川シェフは、埼玉食材への愛を語ります。
イタリアでの修行では、北から南まで、様々な風土の料理を実際に見て、味わって、作って回った小川シェフ。
「日本人は四季に合わせて、"この季節にはこれが食べたい"と思いますよね。季節を感じながら、食べることを大切にしたいんです」と色とりどりの旬の食材をお客様のテーブルに運びます。
リストランテ・オガワでは、他の農園から仕入れて「かおりん」を使用することも。「かおりん」は、香りが強く濃厚な味わいです。ソースにしたり、サラダやチーズと合わせたりします。5月頃まで、県産いちごはムースやババロアなど形を変えて食後を彩ります。

また、リストランテ・オガワがプロデュースする氷川参道二の鳥居近くのキッチンカー「パニノテカ ペリカーノ」でもジェラートを販売。「この記事を見て予約やリクエストいただければ、デザートとしてご用意します。ぜひお店やキッチンカーで、べにたまのジェラートを春先まで楽しんでください」。
シェフのこだわりの味で素敵なひと時をご堪能あれ!

店舗名:リストランテ・オガワ
所在地:さいたま市大宮区東町2-288-1鈴木ビル1F
営業時間:ランチ 11時30分~15時(L.O.13時)ディナー 18時~23時(L.O.21時)
定休日:不定休
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