埼玉農産物ポータルサイト SAITAMAわっしょい! > 知る > プロが惚れた 埼玉食材 > プロが惚れた 埼玉食材 Vol.3 梨「彩玉」
ここから本文です。
ページ番号:272131
掲載日:2025年8月28日
シャリシャリの食感 あふれる果汁 タルト生地とのバランスを楽しむ
和梨のタルトを食べたことがありますか?
埼玉のブランド梨「彩玉」。酸味が少なく、際立つ甘さのみずみずしい梨が県内限定で生産されています。さいたま市にある洋菓子店「パティスリーアプラノス」では、彩玉の特徴を見事に生かしたタルトを販売しています。フレッシュな果肉で贅沢に彩られ、一口食べると、シャリシャリとした食感とともに、甘い果汁が口内に広がり、クリームやタルト生地とも絶妙なバランスです。
オーナーシェフの朝田晋平さんは、お菓子の世界大会で輝かしい足跡を残し、国内外のコンクールで審査員を務めたほか、日本代表チームの監督などを歴任した一流のパティシエです。「彩玉は食感が良い。和梨は水分が多く、お菓子に使いにくい素材ですが、こんなに美味しいのであればお客様にも食べて、知ってもらいたい。フレッシュな素材には手を加え過ぎず、シンプルに」と、タルトに仕上げました。朝田さん渾身の一品です。
彩玉の旬は8月中旬から9月初旬と極めて短く、店頭に並ぶのは2週間ほどです。「旬にしか味わえないという希少性も面白く、このタルトの醍醐味です」と朝田さんは語ります。
「アプラノス」は2011年9月開店。
「お菓子にストーリーをつくる」ことを大切にしています。「伝えたいのは、私たちがお菓子に込めた考えや思い、農家さんのこだわりや情熱です」と朝田さん。
スタッフ全員で製造・接客・販売を担当し、朝田さん自身も、「私もパティシエであり、店頭に立つヴァンドゥール(フランス語で男性の販売員の意味)です。そうすることで、作り手の思いやこだわりをお客様に伝えています」。
また、「駄菓子屋みたいな洋菓子屋」をイメージし、地域に密着した店舗を目指しています。
「そのため、県産農産物や地産地消を意識して、素材を厳選しています。お年寄りやお子さんも一人でふらっと寄っていただける店でありたい」。
最後に、彩玉を家庭でおいしく食べるポイントは「食べる1、2時間前に冷蔵庫で冷やします。ほんのり、ひんやりがポイント。風味や甘味が引き立ちます」。と教えてくれました。
今が旬の希少な梨を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【今回御紹介した店舗はこちら】
店舗名:パティスリーアプラノス
所在地:さいたま市南区沼影1-1-20 フィオレッタ武蔵野103
営業時間:10時~19時
定休日:毎週火曜日・水曜不定休
尖った青果店 埼玉のブランド梨 旬をスムージーで味わう
加須市で100年以上続く「わたや青果店」は、老舗でありながら謳い文句は「尖る青果店の極の果物を呑む」。
いかつい店主を想像してしまいますが、「尖っている」のはこだわりの商品です。
こだわりや熱い思いを持っている生産者が育てた野菜や果物を店頭に並べています。奥野木純さんは「こだわりと思い入れはおいしさの証。それらを理解し共有できる生産者と丁寧に商売したい」と話します。
「お客様に振り向いていただける目玉が欲しい」。思案する中で、地元の若い生産者とつながり、「見た目が悪かったり、規格外とされた果物もおいしい。もったいないから冷凍してみよう」とアイデアが湧きました。「青果店として彼らとつながれば、きっと何かができると直感しました」。
こうして生まれたのが、青果店に併設したカフェ「WATAYA AND SWEETS」です。
新鮮な果実を冷凍しスムージーや「フローズン削り」で提供し、評判になりました。
8月下旬ごろからは、県育成品種の梨「彩玉」を使ったスムージーが店舗に並び、遠方からもお客様を呼び寄せます。
スムージーは、その甘さにまず驚きます。舌の上で溶けると、香りがほんのりと口の中に広がり、やがて味わいがくっきりと浮かび上がってきてシャキンとします。つぶつぶ、シャリシャリとした舌触りも魅力です。冷たくて、甘くて、たまらないおいしさです。「お客様が来店される際はすでに口が梨を求めています。まずスムージーで彩玉の美味しさを実感していただき、ご自宅で果実を味わうのを楽しみに彩玉をお持ち帰りになります」。
彩玉の仕入先は、車で5分ほどの梨園「梨の関口」。生産しているのは関口真生さん。地元で「天才くん」と呼ばれてるそうです。
関口さんは、収穫だけは決して他人に任せません。色づきを見るだけではなく、一つ一つ果皮に触れて見極めるそうです。梨の表面はザラザラしていて、コルクと呼ばれます。「コルクが滑らかになったら収穫適期です。」と関口さん。「梨に深い愛情と情熱をかける彼だけの感覚かもしれません。だから、信用できるんです」と奥野木さんが語ります。
奥野木さんは、関口さんが手塩にかけた、朝採りのものだけを店頭に並べ、スムージーにも使います。「お客様の舌は正直。反応が明らかに違います」と目利きのプロである奥野木さんも絶賛。
彩玉の収穫期は2週間ほどですが、スムージーは11月頃まで味わうことができます。
関口さんには彩玉を美味しく食べるポイントとして、「梨は皮のすぐ下側が甘いので、皮をなるべく薄く剥いて。また、ヘタ側を下にすることで、水分の蒸発が抑えられます」と教えていただきました。
そのまま食べても、スムージーにしても絶品の「極の果物」を楽しんでみませんか?
【今回御紹介した店舗はこちら】
店舗名:わたや青果店
所在地:加須市騎西1326
営業時間:9時30分~19時
定休日:日曜日
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください