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掲載日:2026年10月23日
Q 戸野部直乃 議員(公明)
上尾運動公園東エリアでは、県はスポーツ科学拠点施設の整備を進めております。令和6年度の公募不調を受け、事業範囲や整備手法などが見直され、本年3月には基本計画が改定されました。地元上尾市選出の議員として、この施設が競技力の向上はもとより、多くの県民に利用され、地域にも親しまれる拠点として着実に整備されることを期待しています。
その上で、県がこの地域に大規模な施設を整備するのであれば、改めて周辺地域が抱える課題にも目を向けていただきたいと考えます。
近年、地球温暖化などの影響により、大雨が頻発化・激甚化しています。施設に隣接する上尾市東町周辺では、以前から道路冠水や浸水が発生しており、地域の方々からも長年雨水対策を求める声を伺っております。上尾市においても、雨水管理総合計画の中で東町地区を重点対策地区として位置付け、浸水対策を進めています。令和6年3月に県が示したスポーツ科学拠点施設の公募設置等指針にも、雨水流出抑制が位置付けられています。今回の施設整備においても、開発によって増加する雨水流出量に対応するための施設が整備されるものと期待しています。
一方で、すぐ隣にはこれまでも浸水被害に悩まされ続けてきた地域があります。県が大規模な施設を整備するこの機会に、自らの施設が生じる雨水への対応だけでなく、周辺地域の浸水被害の軽減にもつながるという、もう一歩踏み込んだ視点を持つことはできないでしょうか。例えば施設や駐車場などの地下に雨水を一時的に貯留する機能を持たせるなど、地域の防災力向上に資する整備も考えられます。
スポーツ科学拠点施設をスポーツの拠点であると同時に、地域の安全・安心に貢献する施設とするため、周辺地域の浸水被害の軽減にも資する雨水対策について、上尾市と共に具体的に協議、検討してきていただきたいと考えますが、県民生活部長の見解を伺います。
A 横内ゆり 県民生活部長
議員御指摘のとおり、令和6年3月に公示した公募設置等指針では、スポーツ科学拠点施設の整備に当たり、雨水流出抑制施設の整備を行うこととしておりました。
その後、令和7年2月に事業範囲や整備手法等の抜本的な見直しを行いましたが、今般の整備に当たっても、前回の指針を踏襲し、スポーツ科学拠点施設によって流出が増加する雨水について、適切に対応いたします。
スポーツ科学拠点施設の整備に当たっては、「埼玉県スポーツ科学拠点施設整備運営事業推進会議」などを通じて、地元上尾市と日頃から意見を交換しております。
地域全体の雨水対策については上尾市が所管しておりますので、事業に係る意見交換を行っていく中で同市から雨水対策に関するご提案があった場合には、よく考えを伺ってまいります。