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掲載日:2026年10月23日
Q 戸野部直乃 議員(公明)
埼玉県県民活動総合センター、いわゆるけんかつについては、埼玉県公の施設の在り方に関する報告書において廃止すべきとの提言が示され、利用者をはじめ、地元地域の方々から様々な御意見を頂戴しているところです。
私は、令和7年12月定例会の一般質問で、けんかつは体育館や会議室、各種スタジオ、宿泊施設などを備えた県内でもほかに例のない施設であることを訴えました。その上で、廃止ありきではなく、地元住民の利用者の声を十分に聞き、施設を維持するための議論を進めるよう求めました。
このたび、けんかつ利用者への意見聴取会が開かれました。参加者からは、生涯学習や文化・スポーツ活動、企業・団体の宿泊研修など、幅広い活動を支え、広い駐車場を備えて、多くの人が集まれるほかにない施設だとの声が寄せられておりました。近隣に類似施設があっても、市外在住者の利用制限や条件の違いがあります。住所を問わず利用できる広域性、多様な活動を1か所で行える多機能性、宿泊機能は容易に代替できません。利用者の声から、けんかつの唯一無二の役割を改めて認識いたしました。
同時に、今後も施設を存続させていくためには、利用者の増加に向けた施設やサービスの充実が必要との提案もありました。これまでは生きがい大学の卒業生をはじめ、比較的高い年齢層の利用が多くありましたが、時代とともに利用者の世代やニーズも変化しています。小さな子供を連れた家庭や若い世代が利用しやすい環境を整え、新たな利用者を呼び込む視点が必要です。
今回、意見聴取で示されたけんかつの役割を改めて検証し、廃止だけでなく存続を前提とした施設の改善案も今後の検討対象に明確に位置付けるべきです。あわせて、若者や子育て世代が利用しやすい環境整備など、利用者から出された提案を利用拡大策として具体的に検討すべきと考えますが、県民生活部長の見解を伺います。
A 横内ゆり 県民生活部長
去る8月、センター利用者から直接お話を伺う機会として意見聴取会を実施し、87団体、112名の方から御意見・御提案を承りました。
議員お話のとおり、住所地を問わず、県民活動や生涯学習、企業・団体の宿泊研修など多様な活動を一か所で行える施設は他にはない、といった御意見や、利用者の増加に向けた施設やサービスの充実が必要といった、御提案も頂きました。
実際にセンターを利用している方からの御意見や御提案は大変貴重なものと考えております。
今後、県民・市町村・利用者向けのアンケート調査、類似施設調査、県民活動・生涯学習に関する事例調査等を進め、利用者意見聴取会での御意見・御提案や、それらの調査結果も踏まえ、外部の方も交えて多角的に検討を行った上で総合的に判断してまいります。
センターの在り方については、昨年度県議会でも御答弁申し上げたとおり廃止ありきでは考えておりません。
なお、若者や子育て世代が利用しやすい環境整備など利用拡大策につきましては、現在も幅広い世代を対象とした講座やイベント等に取り組んでおりますが、利用者から頂いた御提案も参考にしながらより多くの利用につながる取組を検討してまいります。