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掲載日:2026年7月9日
Q 安藤友貴 議員(公明)
保谷朝霞線は、県南西部と東京都多摩地域を結ぶ重要な広域幹線道路であり、地域間の交通ネットワークの強化や渋滞緩和、防災機能向上に重要な役割を果たす路線です。現在、都県境から産業道路までの区間の事業が進められておりますが、懸案となっていた産業道路以北の第2期区間についても令和7年度に都市計画変更が行われ、事業化に向けた環境が整いつつあります。
また、令和7年9月定例会において東京12号線の延伸に関する質問に対し、知事からは「新たな検討組織の立上げを検討する」との答弁がありました。さらに、保谷朝霞線に関する質問に関しては、県土整備部長から「新座市と連携しながら事業区間の検討を進めていく」との答弁を頂いております。
新座市中央部では、スマートインターチェンジの整備構想や東京12号線延伸の実現に向けた取組が進められておりますが、こうしたまちづくりを具体的に推進するためには、その基盤となる保谷朝霞線の整備が不可欠であります。
そこで伺います。
まず、産業道路から国道254号までの区間について都市計画変更が完了した今、早期の事業認可取得に向け、具体的に取り組むべき段階に入ったと考えますが、今後どのようなスケジュールで事業化を進めていくのか、県土整備部長に伺います。
次に、当該区間の整備は将来的なスマートインターチェンジの設置や東京12号線延伸による交通需要の増加も見据えながら進める必要があります。そこで、道路整備だけでなく広域交通ネットワーク全体を見据えたまちづくりの視点をどう反映し、事業を進めていくのか。また、産業道路側から優先的に整備を進める考えはあるのか、県土整備部長に伺います。
さらに、保谷朝霞線と保谷志木線、産業道路が交差する周辺部は、将来的に交通集中が予想される箇所です。道路整備の効果を十分に発揮するため、右折レーンの設置をはじめとする交差点処理や交通安全対策を適切に講じることが必要です。また、道路整備に伴う雨水流出量の増加についても十分な対策が必要です。そこで、今後の整備に当たり、交差点改良や交通処理対策、さらには雨水流出抑制対策をどのような考えで進めていくのか、県土整備部長に伺います。
A 小島茂 県土整備部長
都市計画道路保谷朝霞線は、都県境から新座市内の国道254号までを南北に結ぶ幹線道路です。
このうち、都県境から産業道路までの区間については、野寺工区と道場工区に分け、順次事業を行っております。
野寺工区の用地買収率は36パーセントであり、道場工区は令和8年度から用地取得に着手しております。
御質問の産業道路から国道254号までの区間の事業化についてでございますが、まずは、これら2つの工区で事業に集中的に取り組み、その進捗を踏まえ、検討してまいります。
次に、道路整備だけでなくまちづくりの視点をどう反映し事業を進めていくのかについてでございますが、県では、議員お話しのとおり、幅員や線形等に関する都市計画変更を令和7年9月に行いました。
これにより、地域のまちづくりの骨格となる幹線道路が明確になったと考えております。
また、整備の進め方につきましては、沿道のまちづくりの動向も踏まえ、地元市と連携しながら検討してまいります。
次に、交差する道路の交差点改良及び交通処理対策についてでございますが、引き続き、交通管理者など関係機関と協議を行いながら道路の安全対策を検討してまいります。
また、雨水流出抑制対策につきましては、道路に降った雨による排水先への負荷を考慮し、現在、雨水流出抑制施設の設置に向けた検討を、地元市と調整しながら進めております。
今後とも、関係機関と連携し、地元の皆様の御理解、御協力をいただきながら事業を推進してまいります。