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掲載日:2026年3月26日
Q 吉良英敏 議員(自民)
先ほどの質問でもお話ししたとおり、私はこれまでヤングケアラー支援に取り組んできました。今回は福祉部ではなく、教育局と県民生活部が実施する事業について質問させていただきます。
(1)教育メタバースとバーチャルユースセンターの一体化を。
今、教育局では、教育メタバースという事業を実施しています。そして、県民生活部では、バーチャルユースセンターを実施しています。いずれもメタバース空間を使ったリアルではなく、バーチャルな子供たちの居場所であるかと思いますが、この一体化について質問いたします。
それぞれの事情があってばらばらな空間となっているわけですが、結局、プラットフォームが違うと子供たちが別々に手続をして、あるいは別々な作業をして入らなければいけない。正に縦割空間に思えてなりません。
これらの事業は一体化すべきと考えますが、教育長のお考えを伺います。
A 日吉亨 教育長
教育メタバースは、メタバース空間内において、不登校児童生徒の学習や相談の状況を把握し、学校と情報共有しながら、支援することを目的としております。
そのため、教育メタバースでは、児童生徒間では匿名性を担保しつつ、管理者側においては、氏名や学校名などの登録情報をもとに、利用状況を継続して把握することが必要となってまいります。
バーチャルユースセンターでは、利用にあたって氏名等の登録は不要であり、不登校に限らず、誰でも気軽に参加できる空間としており、教育メタバースとは、目的や機能が異なることから、一体化には課題がございます。
他方、二つの仮想空間を、ニーズに応じて利用できるようにすることは、不登校の児童生徒にとって、多様な居場所づくりにつながると考えており、今後は、教育メタバース内に、バーチャルユースセンターへつながる入口を設けてまいります。
再Q 吉良英敏 議員(自民)
木を見て森を見ず。再質問させていただきます。
ケアラー支援の計画で取り組んできたと、私は教育と福祉の連携は何だったのかなと、非常にがっかりしております。縦割りでは、これまで申し上げてきたようにこぼれ落ちる、取り残すことになりがちなんです。
教育長、埼玉県のヤングケアラーの実態調査では、どういう要望が多かったか。1番は、相談する人がいない。二つ目は、寄り添ってほしい。そして、3番目が勉強を教えてほしいというものです。悩みはつながっているわけです。
これを我々が同じ子に、寄り添うのは向こう、勉強はあっちと言っているわけです。現在の子供たちを取り巻く課題が解決困難であるのも、この縦割りの弊害が大きな要因です。
一体化についてこれからどうするべきと考えているのか、子供に寄り添って再度、御答弁をお願いいたします。
再A 日吉亨 教育長
先ほど御答弁申し上げましたが、一体化における課題といたしましては、氏名・学校名などの登録情報を踏まえたログイン機能の有無に加えまして、教育メタバースにおいて想定している同時に利用する人数に比べて、バーチャルユースセンターでは、同時に利用できる人数が限られるといった課題もございます。
そこで、まずは、先ほど申し上げましたとおり、教育メタバース内にバーチャルユースセンターとつながる入り口を設けるなど、それぞれの事業の連携が図られるように努めてまいります。
将来的には、それらの一体化における課題解決に向けて、しっかり研究をさせていただきたいと存じます。