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掲載日:2026年3月26日
Q 吉良英敏 議員(自民)
ここからは、DX・TXを通じて具体的に推進すべきことを、埼玉県が抱えている二つの課題から取り上げたいと思います。
一つ目は、ケアです。
埼玉県は、高齢化のスピードが全国トップクラスであると同時に、医師不足が全国一です。現在、膨大な労力と予算を使いながらこの課題解決に取り組んでいますが、あえてここで申し上げたいのは、本当に医師不足かということです。
つまり、オンライン診療を進めていくことで、将来的には例えば県を越えて医師の偏在も解消され、これらの課題が解決に向かう可能性があるのではないかということです。オンライン診療は、昨年末の医療法改正により正式に法律に位置付けられ、いよいよ来月4月1日から改正医療法が施行されることになっています。
また、埼玉県は、通院する際の交通手段の確保、病院での待ち時間の長さ、特に慢性期の患者さんが多い高齢者に負担を強いています。これらの問題を解決するためには、全国に先駆け埼玉がオンライン診療を積極的に推進することで、特に高齢の方や通院が困難な方に必要な医療サービスを届けることができることと思います。
オンライン診療の活用の必要性を踏まえ、今後どのように推進していくのか、保健医療部長にお伺いいたします。
A 縄田敬子 保健医療部長
オンライン診療には、触診ができない等の制限はございますが、議員お話しのとおり交通手段の確保が不要となり、また、医療機関における待ち時間が発生しないなど、患者の負担軽減につながります。
また、医療機関が少ない地域の患者が診療を受けやすくなるなど、メリットがあります。
今後高齢化が一層進む本県において、オンライン診療の必要性はさらに高まるものと考えております。
本年4月1日から施行される改正医療法では、オンライン診療を行う専用施設として一定の基準を満たす施設が「オンライン診療受診施設」として位置づけられます。
この施設は、医師であることなどの設置者の要件が撤廃され、新たな事業者が参入しやすくなり、今後、普及することが見込まれております。
県としては、すでにオンライン診療に関心がある市町村などからの相談に対応できるよう体制を整えておりますが、法施行後は速やかに市町村や医療関係者、事業者への周知や研修などを行いまして、オンライン診療を推進してまいります。
再Q 吉良英敏 議員(自民)
御丁寧に答弁いただきましたけれども、もう少し県が今後どのように推進していくのかというやる気というものが、もうひとつ伝わってこなかったなというふうに思っております。
例えば、計画にもオンライン診療の普及・促進、そしてどこでも医療を受けられる体制を構築すると書かれておりますし、何よりも先ほどの知事の答弁で強力にこのDXを推進していくという中で、もう少しどのように県が推進していくのか、これをしっかりと御答弁いただきたいなというふうに思っております。
これは患者だけでなくてケアラー支援にもつながりますので、是非その辺も含めて再答弁をお願いいたします。
再A 縄田敬子 保健医療部長
議員お話のとおり、例えばご家族のケアをしている方など、通院時間などに制限がある方にもオンライン診療は非常に便利なツールだというふうに考えております。
県内では秩父市や深谷市などにおいて、一部オンライン診療の実施も始まっております。
こうした新しい取り組みの成果なども、各市町村ですとか、それから医療関係者と共有することなどによりまして、オンライン診療に関する関心を高めて、県としては積極的にオンライン診療についても普及を図ってまいりたいと考えております。