トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和6年2月定例会 > 令和6年2月定例会 委員長報告 > 令和6年2月定例会 「地方創生・行財政改革特別委員長報告」

埼玉県議会 県議会トップ画像

ここから本文です。

ページ番号:251805

掲載日:2024年3月26日

令和6年2月定例会 「地方創生・行財政改革特別委員長報告」

委員長 永瀬 秀樹 

地方創生・行財政改革特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「地方創生・SDGsの推進、魅力ある地域づくり、行財政・職員の働き方改革、県庁舎の建替え等及び情報技術の活用並びにDXの推進に関する総合的対策」でありますが、今回は、「行財政・職員の働き方改革について」及び「県庁舎の建替え等について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「女性職員の登用・キャリア形成支援のため、幹部職員の働き方を変えていくことにどのように取り組んでいるのか」との質問に対し、「幹部職員も含め、多様な働き方に取り組んでいる。様々な事情等で仕事のチャンスを諦めることがないよう、テレワークの推進など柔軟な働き方を取り入れ、職員がより自分らしく働けるような職場環境の整備を、意識改革と併せて進めている」との答弁がありました。
次に、「県庁舎の再整備については、バックキャストの手法で、早急に目標期限を定め、基本構想の策定に向け段取りすべきではないか」との質問に対し、「今後、複数の議論を並行して進めることで検討を加速させ、将来の県庁舎の在るべき姿から逆算したスケジュールを早期に示し、基本構想の早期策定に努めていく」との答弁がありました。
次に、「将来の県庁舎の位置は、現在地とそれ以外のそれぞれのメリット・デメリットを整理した上で検討することまでが令和6年度の取組だと考えるがどうか」との質問に対し、「DXを踏まえて県庁舎の位置が県民や職員に及ぼす影響を整理した上で、現在地で再整備する場合と移転する場合について、コストなどの定量的な面や、文化や土地柄などの数字で表し難い定性的な面でのメリット・デメリットを早期に示し、検討を進めていく」との答弁がありました。
次に、本委員会の付託案件について、1年間の審査を踏まえて決定した、本委員会としての意見・提言の主なものについて申し上げます。
まず、魅力ある地域づくりについては、「移住相談などの施策がどの程度移住に結び付いているかの効果検証をしっかり行うこと。また、人口増加の真因を把握し、施策効果の捕捉や人口増加が図られている地域の要因分析をしっかり行うこと」。
次に、地方財源の確保対策については、「地方法人二税の偏在是正に向けて、県として補助金や税の優遇など更なる具体的な取組を講じること」。
次に、情報技術の活用・DXの推進については、「行政手続のオンライン化、特に申請手続については、市町村の事務等も把握しながら、阻害要因を追究するとともに、国に法令改正等の要望をきちんと行っていくこと」。
次に、県庁舎の建替え等については、「県庁舎再整備検討委員会及び専門家会議の検討結果を早急にまとめること」などであります。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「地方創生・SDGsの推進、魅力ある地域づくり、行財政・職員の働き方改革、県庁舎の建替え等及び情報技術の活用並びにDXの推進に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

お問い合わせ

議会事務局 議事課 委員会担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4922

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?