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ページ番号:249810
掲載日:2024年3月26日
県土都市整備委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案7件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、県土整備部関係では、第55号議案について、「今回の補正予算では、多くの事業で事務費の節減に伴う減額補正をしているが、具体的な内容は何か」との質疑に対し、「DXの推進に伴うペーパーレス化による印刷製本費等の減少やオンライン会議の活用による出張旅費の抑制のほか、公共工事以外の入札の際にも、入札差金が生じたことなどによる」との答弁がありました。
次に、下水道局関係では、第70号議案について、「資本的収入及び支出が約57億円減額されている。老朽化した下水道の更新などは非常に重要であるが、今後の事業に影響は出ないのか」との質疑に対し、「減額の大きな要因は、国庫補助金の当初予算の内示額が要望から大きく下回ったことである。事業への影響が出ないよう、請負差金を有効活用するなど予算を効率的に執行するほか、国の経済対策等も積極的に要望して、交付金の確保に努めている。その結果、優先度の高い老朽化対策や災害対策については予算確保できている」との答弁がありました。
このほか、第38号議案、第49号議案、第50号議案及び第63号議案についても活発な議論がなされ、第64号議案については、執行部からの詳細な説明をもって、了承した次第であります。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案7件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、当面する行政課題として、都市整備部から「県営水上公園における今後の水着撮影会の在り方について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。
県土都市整備委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に急施を要するとして付託されました案件は、議案2件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、県土整備部関係では、第54号議案について、「急傾斜地崩壊対策事業の市町村負担額が大きい場合、負担することが難しいことや事業に遅れが生じてしまうことが懸念されるが、どのように調整しているのか」との質疑に対し、「地元自治体から事業要望があった際は、事業費や負担額の概算などを示しながら調整し、同意を得た上で、事業を実施している。また、危険箇所については、土砂災害警戒区域や建物の規制がかかる土砂災害特別警戒区域の指定などのソフト対策もしっかりと行い、地域の安全安心を確保していく」との答弁がありました。
次に、都市整備部関係では、第53号議案について、「つくばエクスプレス沿線地域整備推進費は、約1億6,500万円が増額補正として計上されているが、急施としている理由は何か」との質疑に対し、「八潮南部西地区は、事業終盤に差しかかり、残りの工事箇所は限られているが、物件移転が完了し、整備が可能となった道路事業や、調整池の流入施設の工事などについて、地権者に早期に事業による受益を享受いただくために急施で計上した」との答弁がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案2件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。
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