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掲載日:2020年5月21日

田中 仁志 たなか ひとし

 所属・職名

水環境担当 担当部長

専門学問(環境)分野

環境生物学、生態影響評価

関心のある研究テーマ、 今後の抱負

希少水生生物保護を始めとする生物多様性保全、環境学習も重要です。特に、東アジア地域の環境保全を見とおした国際共同研究を大事にしたいと考えています。

 学位

博士(工学)(東北大学)

学位論文題目:単細胞緑藻Chlamydomonas reinhardtiiを用いた化学物質の多元的生態毒性評価に関する研究

 経歴

1990年 富山大学理学部生物学科 卒業

1990年 埼玉県庁 企業局行田浄水場 水質科

1993~1995年 環境部西部環境管理事務所 大気担当

1995~1997年 同 水質担当

1997~2000年 環境部公害センター 水質部 河川水質科

2000~2017年 環境科学国際センター 水環境担当

2002~2005年 東北大学 大学院工学研究科 土木工学専攻 博士後期課程在学(地域システム学講座 環境生態工学分野) 

 所属学会

日本陸水学会、日本水処理生物学会、日本環境毒性学会、日本水環境学会(団体)

 センターにおける調査・研究テーマ

自主研究事業

  • 鎌北湖における無機的環境因子の変動に伴う植物プランクトンの分布が動物プランクトンの挙動に及ぼす影響に関する研究(平成12年度)
  • 既存生態系を活用したバイオマニピュレーション手法による汚濁湖沼の水質改善に関する研究(平成13~15年度)
  • 環境水中の亜鉛の水生生物によるバイオアッセイに関する研究(平成16~18年度)
  • 湖沼における大型二枚貝の多元的活用に関する基礎的研究-二枚貝の安定供給化の検討 -(平成19~21年度)
  • 淡水大型二枚貝の多元的活用に関する基礎的研究-二枚貝の稚貝供給手法の検討-(平成22~24年度)

行政令達事業

  • 環境省委託業務 酸性雨モニタリング(陸水)調査(平成9年~13年度)
  • 環境省環境技術実証モデル事業(湖沼等水質浄化技術分野)実証機関(平成17年~18年度)/実証試験地:別所沼(さいたま市)

 外部競争的資金による研究(研究代表)

  • 持続的水環境保全に向けた中国山西省における生物による水質調査と環境教育への適用(科研費 基盤(B)海外学術/平成27~30年度)
  • 河川生態系への影響が心配な神経毒性農薬の汚染実態と水生昆虫による生態影響試験開発(科研費 挑戦的萌芽研究/平成26~28年度)
  • 稀少淡水二枚貝のイシガイ類保全のための人工増殖に向けた餌資源の解明(科研費 基盤(B)一般/平成25~28年度)
  • 湖沼における水質浄化のための二枚貝と底生魚類の生息に必要な底質環境に関する研究(科研費 基盤(B)一般/平成18~20年度)

 外部との共同研究

  • 湖沼に蓄積する難分解性溶存有機物の藻類影響評価試験法の開発(科研費 基盤(C)一般/平成24~26年度)(分担)/代表:滋賀県琵琶湖環境科学研究センター
  • 湖沼水質形成における沿岸帯の機能とその影響因子の評価(環境研究総合推進費 環境問題対応型研究領域/平成23~25年度)(分担)/代表:滋賀県琵琶湖環境科学研究センター
  • 生態工学技法として沈水植物再生による湖沼の水環境回復と派生バイオマスリサイクル統合システムの開発(環境研究総合推進費 環境問題対応型研究領域/平成19~21年度)(分担)/代表:福島大学
  • ため池の内部生産に及ぼす周辺植生の影響に関する研究(科研費 基盤(C)一般/平成17~19年度)(分担)/代表:埼玉大学

 研究業績

査読付き原著論文

【筆頭】

  • 田中仁志, 木本達也, 木持謙, 須藤隆一(2013)集水域の植生に依存して形成されるため池水質の違い 落葉広葉樹または常緑針葉樹の優占度が異なるため池での比較から、日本水処理生物学会誌、49(3)、75-84.
  • 田中仁志, 宍戸久美子, 木持 謙, 金澤 光, 渡辺泰徳(2011)埼玉県熊谷市内の農業用水路におけるシジミ類の分布と生息環境、用水と廃水、53(5)、379-385.
  • 田中仁志、西村 修、中村省吾、須藤隆一(2005)単細胞緑藻Chlamydomonas reinhardtiiと甲殻類Daphnia magnaの運動性に対するアルキルフェノール類の影響、水環境学会誌、28、333-338.
  • 田中仁志、海渡ゆり子、金 主鉉、斉藤茂雄、佐々木弘、西村 修(2003)藻類生長阻害試験による水田地帯を集水域とする河川の生態影響評価、用水と廃水、45(8)、49-56.
  • 田中仁志、金 主鉉、中村省吾、須藤隆一(2002)アルキルフェノール類が単細胞緑藻Chlamydomonas reinhardtiiの成長に及ぼす影響、水環境学会誌、25、39-45.

【共著】

  • D. Tanaka, T. Takahashi, Y. Yamashiro, H. Tanaka, Y. Kimochi, M. Nishio, A. Sakatoku and S. Nakamura, Seasonal variations in bacterioplankton community structures in two small rivers in the Himi region of central Japan and their relationships with environmental factors, World J. Microbiol. Biotechnol., 33, 212(2017). 
  • M. Fujibayashi, O. Nishimura, and H. Tanaka, Evaluation of food sources assimilated by Unionid mussels using fatty acid trophic markers in Japanese freshwater ecosystems, Journal of Shellfish Research, 35(1), 231-235(2016)
  • M. Nishio, H. Tanaka, D. Tanaka, R. Kawakami, K. Edo and Y. Yamazaki, Managing water levels in rice paddies to conserve the Itasenpara Host Mussel, Unio douglasiae nipponensis, Journal of Shellfish Research, 35(4), 857-863(2016)
  • Y. Yabuki, T. Nagai, K. Inao, J. Ono, N. Aiko, N, Ohtsuka, H. Tanaka, S. Tanimori, Temperature dependence on the pesticide sampling rate of polar organic chemical integrative samplers (POCIS), Biosci. Biotechnol. Biochem., 80(10), 2069-75(2016).
  • 早川和秀、廣瀬佳則、一瀬 諭、岡本高弘、古田世子、田中 稔、藤嶽暢英、田中仁志(2015)琵琶湖水中のフルボ酸のOECD試験法による水生生物への急性毒性評価、51(4)、105-114.
  • 木持 謙、田中仁志、徐 開欽、稲森隆平, 稲森悠平(2014)迅速な溶存態ガス採取法を用いた湖沼等のN2O、CH4生成・放出ポテンシャルの評価、日本水処理生物学会誌、50(3)、121-131.

書籍

  • 田中仁志、王 効挙、木持 謙、渡邊圭司、袁 進、蕎 暁栄、李 超、斉 朔風、恵 暁梅編(2016)中国山西省晋城市沁河流域の水生生物調査図録、山西出版伝媒集団・山西科学技術出版書、太原.ISBN978-7-5377-8378-4

埼玉県環境科学国際センター報

  • 田中仁志、金主鉉、鈴木章、星崎寛人、渡辺真利代、渡邊定元(2014)既存生態系を活用したバイオマニピュレーション手法による汚濁湖沼の水質改善に関する研究、5、128-134.

国際学会プロシーディング

【筆頭】

  • H. Tanaka, K. Takahashi, Y. Kimochi et al., Assessment of water quality and food sources of habitat river for endangered Unionid mussels in typical rice paddy fields located in a monsoon east asia area: Himi, Toyama, Central Japan”, Proceedings of the 16th International Symposium on River and Lake Environment (ISRLE), P6-8, (2014)

国内学会口頭発表

  • 武藤祐太、品川奈月、田中仁志、西尾正輝、酒徳昭宏、中村省吾、田中大祐(2017)希少淡水二枚貝イシガイのミトコンドリアDNA塩基配列の多型について, 平成29 年度日本水環境学会中部支部研究発表会講演集, 印刷中.
  • 田中仁志, 田中大祐, 酒徳昭宏, 西尾正輝, 藤林恵, 西村修, 河地正伸(2017)実験水槽を用いた市販藻類による淡水二枚貝イシガイの飼育系確立の検討, 第51回日本水環境学会年会講演集, 516.
  • 田中仁志, 田中大祐, 酒徳昭宏, 西尾正輝, 河地正伸, 藤林恵, 西村修(2016)淡水二枚貝イシガイの保護を目的とした実験水槽を用いた培養藻類の給餌実験, 第50回日本水環境学会年会講演集,156.
  • 田中仁志, 木持謙, 木幡邦男, 高橋和暉, 田中大祐, 酒徳昭宏, 中村省吾, 藤林恵, 西村修, 西尾正輝(2015)富山県氷見市におけるイタセンパラとイシガイ類が生息する小河川の水質調査, 第49回日本水環境学会年会講演集, 559.
  • 田中仁志, 古田世子, 廣瀬佳則, 藤原直樹, 一瀬諭, 馬場大哉, 岸本直之, 西村修(2013) 富栄養湖沼山ノ神沼における底層環境と底質中の休眠藻類の再活性化条件の実験的検討, 日本水処理生物学会誌別巻33, 86.

招待講演

  • 田中仁志、木持 謙、王 効挙(2010)日本における湖沼の現状と浄化技術/中国上海大学環境科学工程系主催環境セミナー、中国上海大学

 特許等

特開2016-166848 気液平衡を利用した水中の溶存ガスの採取器具および採取方法/埼玉県(木持 謙、田中仁志)

 表彰等

日本学術振興会 科研費審査委員表彰(H28:土木環境システム)

 学会活動

日本水環境学会 研究企画委員会 委員(H28-)

日本水環境学会 セミナー企画部会 部会長(H21-H27)

 社会的貢献・活動

日本学術振興会 科研費第1段審査(書面審査)委員(H27-28)

環境省技術実証事業(湖沼等水質浄化技術分野) 検討委員(H21-)

環境省排水(環境水)管理のバイオアッセイ技術検討分科会 委員(H22-25)

環境技術実証モデル事業検討会湖沼等水質浄化技術ワーキンググループ 検討員(H16-)

お問い合わせ

環境部 環境科学国際センター 研究企画室

郵便番号347-0115 埼玉県加須市上種足914 埼玉県環境科学国際センター

ファックス:0480-70-2031

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