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掲載日:2024年1月17日
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右の写真を見てください。山の木々ですが、何かおかしいと思いませんか。木の根元に下草が生えず、さらに木の根を覆うはずの表面の土が流れています(拡大写真のように、根が地上に表れてしまっています)。
写真の森林では適切な間伐が行われず木が過度に密集してしまったために、木々の間に太陽が入らず、下草が育たなくなってしまったのです。人による管理・働きかけの縮小は「良好な景観の形成」「二酸化炭素の吸収源」「雨水の浸透・貯留」といった森林の公益的機能低下や、森林に生息・生育する動植物の減少にもつながります。
また、森林が適切に管理されていないことに加え、面積も減少し続けています。都市化によって平野部の林などの身近な緑は、2000年から2022年までで3,548ha減少しています。豊かな自然環境を未来に引き継ぐために、残されている貴重な緑の保全に取り組む必要があります。
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