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掲載日:2023年9月25日

平成29年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(並木正年議員)

子育て世代への配慮

Q   並木正年議員(県民

警察庁の運転免許統計によると、全国の免許取得者数に対する女性の割合は、平成元年の37パーセントから平成28年は約45パーセントへと年々増加しており、本県においても、男性と比較して女性の免許取得者が増加しています。そして、女性の活躍推進と合わせるように、近年は多くの施設で授乳やおむつ替え、赤ちゃんと母親のための赤ちゃんの駅が増えており、免許センターにおいても平成23年度に設置をされています。
この免許センターは、仕事や家庭の事情などでやむを得ず小さなお子さんを連れてこなければならない方もおり、これらの方のために、1階には、わずか6畳ほどですが、こども広場と名付けられた小さなお子さんの遊ぶスペースが設けられています。このこども広場では、保護者の講習時間中におじいちゃんやおばあちゃんが子守りをしている姿が見られることから、数年に一度の免許の更新とはいえ、それぞれが強い負担を強いられている状況だと思います。
ここで、1歳3か月のお子さんを持つ、あるお母さんからのツイートを紹介します。
「至急お願いします。埼玉県鴻巣免許センター近くで託児できるところを御存じの方、教えてください。免許センターで学科試験を受けたいのですが、子供の面倒を見てくれる方が新型インフルエンザになってしまいました。鴻巣免許センター付近で託児できるところ、また託児して試験を受けた方、何か御存じの方、教えてください」─このように仕事や子育てをしながらも時間に都合をつけ、免許の取得のために託児所を探す必死な姿が思い浮かびます。
やむを得ずお子さんを連れてこなければならない利用者に対しては、県警ホームページを見ても託児に関する情報の記載がないため、このような利用者からの一時預かりの問合せが年間を通じて鴻巣市役所にあるとのことです。しかし、保育所には定員数や利用者の多い日曜日が休みなどの課題のほか、市外在住の方の利用については3歳未満が一日当たり4,000円など利用者の負担もあり、保育所までの送り迎えをしなければならないなど、精神的な負担があるものと思います。
そこで、女性の活躍や社会全体で子育てを応援していこうという中で、施設内に託児所の開設や県警ホームページによる情報案内を図ることが必要だと思いますので、県警本部長の御所見をお伺いします。 

A   鈴木三男   警察本部長

免許センター施設内に託児所を開設することは、場所や、資格者・運営者の確保、費用負担等の問題があり、現時点では困難であると考えておりますが、鴻巣市と連携し、県警ホームページに鴻巣市の託児所紹介窓口を掲載するなど、女性の活躍や子育て世代の支援等の観点から、県警察として可能な対応を図ってまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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