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掲載日:2023年9月20日

平成29年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(細田善則議員)

新たな特別支援学校の特色について

Q   細田善則議員(自民

振り返れば2年前、私の初めての質問の1問目に、県南部地域の新たな特別支援学校について取り上げさせていただきました。おかげさまで、戸田翔陽高校の敷地内に設置される特別支援学校高等部の新校が今年の予算で基本設計が始まり、平成33年4月の開校に向けて動き始めたことは心から感謝を申し上げます。新校の特色である障害がある子もない子も日常的に交流するインクルーシブ教育が行われるということは、地元の皆さんも初めは喜ばしいニュースと受け止めていただいておりましたが、それ以降、新校についての動きがなく、新校の意義、目的が十分に伝わっていない現状がございます。新校がどういった特色があって、それが生徒はもちろん、この地域にどういった好影響をもたらすのかということや、地域の特別支援学級とどのように連携されるのかなど、膝を突き合わせて議論をしていく場が必要です。
幸い、開校までの4年間の間に丁寧に多くの地域の皆様と関わって構築していくべきだと私は考えます。今後、どのように新校の特色を地域と共有していこうと考えているのでしょうか、教育長にお伺いをいたします。

A   小松弥生   教育長

戸田翔陽高校の敷地内に設置する新たな特別支援学校は、知的障害の高等部単独校を計画しております。
高等部卒業後の生活をより豊かに過ごせるよう、生活面の自立や就労に向けた教育に、特に力を入れていく必要があります。
このため、地元企業での就業体験、道路や公園の清掃といった地域貢献活動など、日常的に生徒が地域に出て、社会と交わり、卒業後の生活に向けて、様々な経験を積み重ねる機会を多く設けたいと考えております。
また、戸田翔陽高校や地元の小・中学校の特別支援学級などとの相互交流、地域の行事への参加などにも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
新校では、こうした特色ある教育活動を積極的に展開し、本県におけるインクルーシブ教育や高校における特別支援教育の充実に向けた推進拠点としての役割を担わせたいと思っております。
議員御提案の地元との議論の場については、今後、教育活動の検討を本格的に開始する平成31年度を目途に、戸田市教育委員会をはじめ、戸田市商工会や地元自治会などをメンバーとして設置したいと考えております。
また、議論の場の立ち上がるまでの間も、地域の方々に対しまして、より丁寧な情報提供に努め、地域の皆様に愛され、信頼される学校を目指してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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