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ページ番号:280730

掲載日:2026年3月26日

令和8年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(塩野正行議員)

児童生徒への性犯罪を根絶するために-教員による児童生徒への性犯罪を根絶するために

Q 塩野正行 議員(公明)

残念ながら、教員による児童生徒への性犯罪が本県でも数多く発生をしています。被害を受けた方に配慮し事件の具体的な内容には触れませんが、教員という立場を悪用した卑劣な犯行であり、しかも未成年者に対して行われた点からも極めて悪質であり、断じて許されない行為であります。
被害者は、生涯にわたり心身ともに深刻なダメージを受けるとともに、1人では外出ができない、学校に行けない、家族や友人との信頼関係が築けないなど、日常生活の上でも回復できない重大な影響をこうむります。
県教育局としても、不祥事の防止や根絶に向けた取組を実施していることは承知しておりますが、さきの12月定例会で我が会派の戸野部直乃議員が指摘したように、加害行為の深刻さや被害者の視点を踏まえた内容にすべきと私も思います。
犯罪のきっかけの一つとして、教員が児童生徒とLINEなどスマホのアプリで直接つながり、本来は禁止されているはずの私的なやり取りを行うことで犯行に及ぶケースがあります。教員のこうした行為への徹底した対策が必要です。多くの児童生徒が自分のスマホを所有している現在、その対策は急務であります。どのように対策を強化していくのか、お答えください。
また、SNSに起因して児童生徒が犯罪に巻き込まれる事件が後を絶ちません。児童生徒へのリテラシー教育についても、さらに取り組んでいくことも重要です。併せてお答え願います。

A 日吉亨 教育長

県では、教員による児童生徒性暴力の防止やSNS等による私的なやり取りの禁止などについて、研修資料やチェックリストを作成し、各学校で繰り返し教員への指導を行っております。
また、児童生徒及び保護者に対し、SNS等による私的なやり取りの禁止を含め、教員が児童生徒と接する際のルールについて、リーフレットを配布し、周知しております。
一方で、教員と児童生徒とのSNS等による私的なやり取りから、性暴力へ発展する事例が、依然として後を絶たないことから、議員ご指摘のとおり、徹底した対策の強化を図ることが必要と考えております。
過去の事例では、研修は受けているものの、当事者意識が欠如していたり、児童生徒対応のスキル不足から、児童生徒との距離感を見誤ったためにSNS等を利用し、性暴力等にまで至ってしまうケースがありました。
今後は、過去の事例等を用いて、被害者の視点から加害行為の深刻さをより深く理解させる研修や、教員が児童生徒役となり、具体的な場面を設定してロールプレイング等を取り入れた研修を行うことで、当事者意識をさらに醸成してまいります。
また、初任者研修などを活用し、教員経験が浅いうちから、適切な距離の取り方や対応の仕方について、研修してまいります。
さらに、教育局職員が実施する学校訪問の際には、管理職から校内研修の取組状況を確認することに加え、教員からも直接、研修の効果について話を聞くなど、研修の実効性を高める取組をしてまいります。
併せて、教職員に対して、匿名で相談・報告できる通報窓口について、改めて周知してまいります。
次に、児童生徒へのリテラシー教育についてでございます。
各学校では、児童生徒が主体的にインターネットの活用などを考える「児童生徒自身によるルールづくり活動」を実施しております。
また、警察官等が講師となり、直接、学校に出向いてネットトラブルの危険性や適切な利用について指導する講習会なども行っております。
今後、県では、SNSの危険性や注意点など、児童生徒が陥りやすいトラブルについて、短時間で学べる動画や指導資料等を作成し、各学校で活用するなどして、児童生徒のネットリテラシーの向上に向けた取組を推進してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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