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ページ番号:280724
掲載日:2026年3月26日
Q 塩野正行 議員(公明)
長期プライムレートの上昇に伴い、この4月から埼玉県中小企業向け制度融資の金利が改定されます。金利上昇局面にあって過去1年半は金利を上げずにきましたが、最大0.3パーセントの金利を引き上げます。例えば、事業資金の一般貸付は、改定前が1.7パーセントから1.9パーセントの利率でしたが、改定後は1.8パーセントから2.2パーセントになります。
中小企業にとっては、資金調達は命綱です。財務上優位にある企業は、金融機関のさらに安い利率でのプロパー融資を受けられます。より厳しい経営環境にある企業経営者にとっては、制度融資が頼りであります。ゼロゼロ融資の借換需要は一段落したようですが、中長期的な金利の上昇が中小企業の経営を圧迫しないとも限りません。
中小企業の金利負担を軽減するため、利子補給を強化することも検討すべきではないかと考えますが、県制度融資における利子補給についての方針をお聞かせください。
A 大野元裕 知事
制度融資は、中小企業・小規模事業者の皆さんに必要な資金を円滑に調達していただくための制度で、低い金利で融資を受けられるよう県が金融機関に利子補給を行ってきております。
利子補給は一律に行うのではなく、より厳しい経営状況の事業者については手厚く支援できるよう配慮しております。
また、制度融資の検討に当たっては、担当する職員が事業者や商工団体を訪問し、生の声を聴かせていただくことで、より良い制度構築や改善に努めてまいりました。
例えば、令和7年度には「経営あんしん資金」に物価高騰特例を創設し、長引く物価高騰に苦慮している事業者に対し、他の資金を上回る手厚い利子補給を行っているところであります。
また、令和7年6月から10月にかけて行ったヒアリングでは、国際情勢などが県経済や自社の経営に与える影響を危惧する声が多く聞かれました。
そこで、令和8年度当初予算案では、「経営あんしん資金」に経済変動特例を設けました。
この特例は、国際情勢などによる経済環境の急激な変化に対応し、資金繰り支援の対象を緊急に指定することで、柔軟に手厚い利子補給を行うものです。
今後とも、中小企業・小規模事業者に寄り添い、時々の社会経済情勢に応じて、柔軟かつきめ細かな資金繰り支援に取り組んでまいります。