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掲載日:2023年7月14日
Q 日下部伸三 議員(自民)
この日本の合計特殊出生率の推移に相関しているものは何かと言いますとですね、資料の4でございまして、ここのグラフに示されるように食料自給率なんですね。これをサンプルにしたのがこの資料の5でございまして、これは相関係数を求めますと0.95884という極めて強い正の相関なんですね。島国の日本では、ゲルマン民族の大移動のように食料を求めて隣国に移動することはできませんので、この強い相関は容易に理解できるわけです。
動物行動学的にですね、動物の行動は突き詰めると自己の保存と種の保存に帰結しまして、人間も例外ではなく自己の保存は食欲ですね、種の保存は性欲という本能として遺伝子にコードされております。かつてのローマ帝国も平和と反映が続いた時代には少子化に悩んでおり、遺伝子を安心して残せる状況では増え過ぎによる食料の枯渇を防ぐため、ブレーキがかかるのは動物の本能です。
鎖国して食料もエネルギーも自給自足していた江戸時代の日本の人口は約3000万人でございました。カロリーベースで4割弱の現在の日本の食料自給率では、人口は1億2500万人の約4割の5000万人程度まで私は減少すると予想しております。
我が国における食料自給率と合計特殊出生率のこの強い相関、正の相関について、福祉部長の見解を伺います。
A 金子直史 福祉部長
我が国における食料自給率と合計特殊出生率の強い相関についての御質問でございますが、議員がお示ししました数字から推察いたしますと相関関係はあると思いますけれども、ただ、相関関係があっても必ずしも因果関係があるとは限らないということから、この関係についても、大変申し訳ございませんが、よくわからないというのが正直なところでございます。
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