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掲載日:2022年12月27日
Q 飯塚俊彦 議員(自民)
国道17号は、東京都から本県を通過し新潟県に至る、首都圏と上信越地方を結ぶ重要な役割を担う道路であります。
この国道17号には、熊谷バイパスや深谷バイパスなど既にバイパスが整備されている区間がありますが、本庄市や上里町を通る区間はバイパスがない県内唯一の2車線区間です。このため、慢性的に交通渋滞が発生し、渋滞を避ける車が市街地の生活道路に入り込むなど、地元の皆様の生活に大きな影響を及ぼしております。そこで、17号バイパスである本庄道路の1日も早い整備が求められております。
我が自民党県議団で組織していただきました自由民主党国道17号バイパス本庄道路建設促進懇話会の一員として、国土交通省や財務省に本庄道路の必要性を強く訴え、早期整備を何度も要望してまいりました。現在、国土交通省大宮国道事務所において、国道462号から西の群馬県境までの延長7キロメートル区間で事業を推進していただいております。
今月3日、上里町と高崎市の間の神流川に架かる新しい橋が完成し、本庄道路で初めて一部の区間が開通いたしました。これまでの活動が実を結んだと、地元の皆さんとともに喜びを分かち合っております。本当にありがとうございました。
また、長年この地域を支え、いろいろな思い出のある旧神流川橋に対しても、お疲れさまでしたと言いたい。解体した古い橋の一部をモニュメントとして残している事例もありますので、何らかの形で旧橋の記憶を後世に伝えることができたらよいと思います。
さらに、令和4年度からは、地元の悲願である462号から東側の残り6.1キロメートル区間も新たに事業化となり、事業が進展しているところであります。地元の期待も更に大きくなっております。
しかしながら、先日開通した区間は全体延長13.1キロメートルのうちのほんの一部であり、新しく開通した区間と現道の国道17号とのスムーズな交通や現道の渋滞解消のためには、このバイパス全線の早期整備が不可欠であります。そこで、本庄道路の現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
A 北田健夫 県土整備部長
本庄道路は、深谷市から高崎市に至る延長13.1キロメートルの国道17号のバイパスであり、国が整備を進めています。
本庄市内の国道462号から高崎市まで、延長7キロメートルの1.期区間の進捗状況ですが、令和4年3月末の用地買収率は約86パーセントです。
本年12月3日には、神流川橋の架け換えを含む延長1.4キロメートルの区間が、暫定2車線で開通しました。
今後の見通しですが、残る用地の取得及び忍保川や御陣場川に架かる橋りょうの工事等を進めると聞いています。
また、令和4年度に新規事業化された深谷市内の国道17号深谷バイパスから国道462号まで、延長6.1キロメートルの2期区間については、測量や設計を行うと聞いています。
県といたしましては、引き続き、本庄道路の早期完成が図られるよう国に要望してまいります。
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