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掲載日:2022年12月27日
Q 飯塚俊彦 議員(自民)
先日、ロービジョンフットサルの日本代表手ある岩田朋之選手から直接話を聞く機会がありました。ロービジョンフットサルは、パラリンピックの競技種目であるブラインドサッカーのような派手さはありませんが、弱視の選手一人ひとりの異なる視力・視野を生かし、お互いを補い合いながらプレーする競技であります。弱視の選手がアイマスクを装着せず、音の出ないボールを用いてプレーをします。弱視でも持てる視力・視野を最大限生かして、自分らしくスポーツを楽しみます。
しかしながら、ロービジョンフットサルは、パラリンピックの競技となっているブラインドサッカーに比べ知名度が低い競技であります。また、岩田選手の奥様もチームをサポートする団体の運営に携わっており、吉川市を中心に活動、選手だけでなくロービジョンの子供たちがスポーツの楽しさを知り、安心・安全にスポーツを続けられるように盲学校や弱視通級指導学級への出前授業など地道な活動を行っています。来週の月曜日に塙保己一学園にも行くそうであります。
草の根でパラスポーツの活動を支援することは、障がい者の社会参加の促進にもつながります。身近なところで障がい者がスポーツができる機会を作る団体に対し、県ではどのように支援をしていくのか、県民生活部長にお伺いいたします。
A 真砂和敏 県民生活部長
本県では、パラスポーツの裾野を広げるため、県内に拠点を置く団体の活動に、上限10万円の助成を行っております。
令和4年度は、義足のアスリートと競争するイベントや、車椅子バスケットボール選手との練習会、ボッチャなどのパラリンピック種目の体験会などに支援を行いました。
また、アスリートとの出会いがスポーツを始めるきっかけづくりとなるよう、議員お話の岩田選手のようなパラアスリートに御協力をいただき、講演会や体験会を開催しております。
さらには、県内で開催される大会やイベントに対し、県が後援するほか、SNSを活用した広報などの支援も行っております。
引き続き、地域で活動するパラスポーツ団体への支援を通じ、障害者が身近なところでスポーツをする機会の充実を図ってまいります。
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