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掲載日:2022年12月27日
Q 飯塚俊彦 議員(自民)
スポーツは年齢、性別、国籍、人種や文化や障がいの有無にかかわらず、全ての人が分け隔てなく親しむことができるものであります。スポーツを通じて他人への理解、共感、敬意を育んでいくことが心のバリアフリーや地域住民の支え合いを推進し、スポーツが共生社会の実現に貢献することが期待されているところであります。
県は、共生社会の実現に向けてスポーツをどう活用していくのか、県民生活部長にお伺いいたします。
A 真砂和敏 県民生活部長
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におきまして、パラ競技やパラアスリートに対する社会の理解や認知度が高まりました。
それらを一過性のものとはせず、共生社会の理念を根付かせる必要があると考えております。
そのため、県では新しい試みとして、日本代表選手が所属するゴールボールチームにご協力をいただきまして、公募の健常者と障害者に加えて、女子サッカーやハンドボールの選手にもゴールボール体験をしていただくイベントを開催いたしました。
ゴールボールとは、視覚障害者がアイシェードで目隠しをし、鈴の入ったボールを相手ゴールにシュートして得点を競う競技です。
参加者は「音だけでボールの位置や速さを予測するのは難しく、ゴールボールの選手はすごい」と驚いておりました。
また、サッカーやハンドボールの選手は「自分達がいかに視覚に頼ってプレーしていたか」認識を新たにされておりました。
他方、ゴールボールの選手は「参加者の方からリスペクトされ、アスリートとして自信を持つことができた」と胸を張っていらっしゃいました。
この体験イベントは、障害に対する理解が深まるとともに、パラアスリートの技術の高さやパラスポーツの魅力を体感する絶好の機会となりました。
このように、スポーツには、他者への理解、共感、敬意を育み、心のバリアフリーを推し進める力があります。
県では今後とも、スポーツの力を活用し、すべての人が分け隔てなく活躍することのできる共生社会の実現を目指してまいります。
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