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掲載日:2022年10月19日
Q 阿左美健司 議員(自民)
先月には、秩父市大滝の中津川地区において大規模な土砂崩れが発生するなど、県内でも土砂災害が発生しており、改めて土砂災害対策の必要性を感じております。こうした中、宿本地区及び周辺地区は、急傾斜地に面して人家及び国道140号及び秩父鉄道があり、土砂災害が発生してしまうと、周辺住民だけではなく、県民の生命、財産、生活に大きな影響を与える地区でもあります。
令和3年12月の一般質問では、国庫補助事業の新規採択に向けた県との協議を進めているとの答弁でしたが、宿本地区のその後の進捗と今後の見通しについて伺います。
A 北田健夫 県土整備部長
県では、「いのち」と「くらし」を守る防災・減災の考え方を踏まえ、計画的に土砂災害防止対策を進めております。
長瀞町野上下郷の宿本地区では、急傾斜地崩壊対策を実施することにより、人家だけでなく国道140号や秩父鉄道も保全することが期待できます。
本地区は、令和4年度に国庫補助事業として採択され、現在、地質調査と詳細設計を実施しております。
今後は、用地測量を行い、土地の寄附を受けた上で、対策工事を進めてまいります。
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