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ページ番号:218654

掲載日:2022年7月12日

令和4年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(高橋稔裕議員)

誰一人取り残さないデジタル社会の実現に向けて - 危機対応としてのオンライン学習~いかなるときも二度と子どもの学びを止めない~

Q   高橋稔裕 議員(自民)

2年前の6月定例会で、コロナ禍により失われた授業時間と学習内容についての質問をさせていただき、教育長からは、「現時点では、年度末までに当該学年の学習内容を学べるよう全力で支援してまいります」との答弁をいただきました。また、その後、授業時間は減ったものの内容は学び切れたとの調査報告を受けております。
しかし、私としては、取り返しのつかない子どもの学習時間の損失があったと感じています。それを二度と起こさない、そんな気概で挑ませていただきます。
国の掲げるGIGAスクール構想のタイミングも重なり、コロナ禍において教員のオンライン学習実施に関するITスキルが非常に上がりました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響が縮小したことから、学校運営も通常どおりとなり、現在は在宅生徒向けのオンライン学習はほとんど実施されておりません。良きことであるとは思います。
しかし、いつ次のパンデミックが起こるか、自然災害などにより、いつまた子どもたちが登校できない状況になるか分かりません。災害等でクラスが散り散りになって登校することができない状態でも、オンラインで学習を進めることは可能です。常時オンラインでの学習を行うことを目指しているわけではございません。教育の危機対応の初歩の初歩として、いついかなるときでも、数日で学べる状況を取り戻せるような体制を我々は今手にしています。さびつかせるのは、本当にもったいないことだと思います。
本年4月、県教育委員会は、学校と家庭との接続テストを行うよう学校に通知したとのことですが、不十分と感じています。「子どもの学びを止めない」、止めたときに使われる言葉です。そうでない今こそ、用意をしましょう。
オンライン学習の質は、教科担当教員のスキルと、教員、在宅生徒とのコミュニケーションの密度に依存する面があると聞きます。危機対応時の学習を可能にし、最低限度の質を確保するため、地震等に備える避難訓練を行うタイミングで、年に1回でも構いません、学校と家庭をつないだオンライン学習の実施訓練をするべきと考えますが、いかがでしょうか。教育長にお尋ねします。

A   高田直芳 教育長

新型コロナウイルス感染症は教育の現場にも大きな影響を及ぼし、緊急事態宣言下においては分散登校や時差通学などを余儀なくされ、ほとんどの学校で学習機会の確保のためオンライン学習を実施してまいりました。
また、緊急事態宣言解除後におきましても、学級閉鎖などの場合や感染の不安などから登校できない児童生徒に対して、オンライン学習を活用しているところです。
オンライン学習は、子供たちの継続的な学びの確保とともに、日々の児童生徒の状況把握や心のケアなどにも有効と受け止めています。 

災害時の危機的な状況の中でも子供たちの学びを止めないことが何よりも大事であり、緊急時に備えオンライン学習の実施訓練を行うことは大変重要であると考えます。
そのため、県立学校におきましては、新入生を迎えた段階で新しいIDとパスワードを使用した、学校と家庭との接続テストを毎年行うことに合わせ、学校の実情に応じたオンライン学習の訓練の実施を検討してまいります。
また、小中学校につきましても、例えば災害時を想定した保護者による児童の引き渡し訓練を実施している学校もあることから、こうした機会を活用するなどオンライン学習の訓練の実施について市町村教育委員会に働きかけてまいります。

再Q   高橋稔裕 議員(自民)

前向きな答弁と捉えておりますが、学校ごとに既に質の格差はあり、教育の最低限度の担保の問題と私としては捉えております。今回のお話について、どのように質の担保、平準化をしていくか、具体的にお聞かせください。

再A   高田直芳 教育長

GIGAスクール構想の進展によりまして、子供たち1人1台端末の環境が整いました。
市町村にも財政負担をしていただいて、通信環境も整えていただいたところでございます。
私もいくつか学校を拝見させていただいておりますけれども、子供たちがタブレットをきちんと使いこなして、勉強を一生懸命している姿も見てまいりました。
議員から質の確保はどうなっているのかというお尋ねがございましたけれども、県内どこの市町村に住んでいても、同じようにオンラインを活用した学習がきちんと確保されるよう教員の研修も含め、スキルの向上にも努め、全県一律のICTを活用した教育の質の向上に努めてまいります。

再々Q   高橋稔裕 議員(自民)

今回の避難訓練時の最低限度の危機対応としての対応、これはもう絶対やったほうがいいと思っているわけなんですよね。その部分で、具体的にどのように、各教育委員会の話にはなりますが、徹底、担保、平準化していくか、その部分に焦点を当てお答えください。

再々A   高田直芳 教育長

子供たちは、学年が終わりますと次の学年に進みます。
新しい転入生が参りましたり、あるいは新しい学年の生徒が入ってきたりということで、IDとパスワードをもう一度振り直すという作業がございます。
年度初めに、そうした作業がいったん終わった後で、家庭に持ち帰ったところで、学校と家庭とを繋いで接続テストを行うということは非常に大事なことだと思っております。
各市町村、様々な事情がおありかと存じますけれども、市町村に働きかけて、しっかり対応できるよう努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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