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ページ番号:218516

掲載日:2022年7月12日

令和4年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(日下部伸三議員)

新型コロナウイルス感染症対策について - 基礎疾患のない19歳の死亡例について

Q   日下部伸三 議員(自民)

今年2月、県内で初めて10歳代の死亡例が報告されました。今年の5月24日までに国内では10歳代の死亡例が8例報告されていますが、基礎疾患の有無は不明で、ワクチン2回接種済みの基礎疾患がない19歳の男子学生が致死率の低いオミクロン株で亡くなる確率は極めて低いと思われます。
今年の2月定例会の新型コロナ特別委員会で本例に関わる質疑の中で、保健医療部長が「今回のケースは、新型コロナウイルスとしては重要ではなく、別の要因でお亡くなりになったが、早く医師が診断していれば、新型コロナウイルスとは別の原因を見抜けた可能性がある」という極めて興味深い答弁をされています。本例の話題は専門家会議でも出たようで、聞くところよると搬送されて亡くなった病院の血液培養検査で細菌が検出されていたそうです。
先ほどの保健医療部長の答弁は、本例は新型コロナウイルス感染に伴うサイトカインストームによるDICではなく、血液培養検査で細菌陽性、すなわち敗血症によるDICにより死亡したという理解でよろしいでしょうか。

A   山﨑達也 保健医療部長

令和4年2月に、さいたま市内にお住いの10代の男性が新型コロナウイルス陽性となり、その後、亡くなられました。
この方は、発熱やのどの痛みはありましたが呼吸器に重篤な症状はなく、新型コロナウイルス感染症の患者としては重症ではございませんでした。
議員ご指摘の令和4年2月定例会の新型コロナウイルス感染症対策特別委員会における保健医療部長の答弁は、「こうした事案が2度と発生しないようにどのように改善していくのか」とのご質問に対し、「コロナの発生届がルールどおり陽性判明後速やかに提出され健康観察ができていれば、体調悪化が新型コロナウイルスとは別の原因によるものであると見抜けた可能性がある」という趣旨のものです。
なお、ご質問にありましたこの方の死因はDIC、すなわち播種性血管内凝固症候群であり、その原因は不明でございます。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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