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掲載日:2022年3月30日
Q 並木正年 議員(県民)
県民の健康づくりのきっかけとしてウォーキングを推奨するコバトン健康マイレージのスタートから、今年度で5年という節目の年を迎えました。この事業の登録者数は、昨年12月末時点で約13万8,000人、参加団体は109団体ですが、将来的に目標とする参加者40万人の達成は、険しい道のりが予想されます。
その理由として、登録者数はやや増加傾向にあるものの、登録しただけ、あるいは中断、休止されている方が半数以上の56%、約7万8,000人と非常に多いことが課題です。このように半数を超える方が活動実態のない現状を考えると、継続参加者の実情とともに、中断、休止の要因を検証することが必要です。
私も携帯アプリでの参加から数年がたちますが、システムのメンテナンス中により、歩数送信ができない時間が22時から24時であるなど、1日分の歩数を送信できないことが何度かありましたので、メンテナンス時間の変更が求められます。また、歩数計利用者の方から伺った話としては、使い始めは端末の設置場所に送信しに行くものの、徐々に面倒になり、この不便さから利用をやめてしまうケースが多いようです。さらに、市町村でも条件の違いや不参加団体もあり、ほとんど使われていない端末の設置場所があるなど、費用対効果もさることながら、多くの改善が必要だと感じます。そこで、この5年間の検証と次年度以降の在り方について、保健医療部長の考えを伺います。
A 関本建二 保健医療部長
これまでの5年間を検証すると、1年目の参加者数は2万7,000人でスタートし、4年目には手続きの簡素化とポイント対象を拡大した結果、10万1,000人に増加し、さらに今年度はこれまでに4万人を超える方が新たに参加しております。
議員お話しのとおり、歩数送信のある方の割合であるアクティブ率は、年間40パーセント台で推移しており、決して高くはありません。
月ごとのアクティブ率を検証したところ、企業対抗戦などのイベントを開催した月はアクティブ率が向上していることが分かりました。
今後も、魅力的なイベントを企画するとともに、中断・休止している方には、直接、メールなどにより再開を促してまいります。
また、中断・休止の要因についても、今後、アンケートなどにより検証し、改善を図ってまいります。
さらに、システムメンテナンス時間も、できる限り参加者の歩数送信に差しさわりのない時間帯に変更いたします。
歩数を送信する端末については、今後、利用状況について市町村から聞き取りを行い、設置場所などについて検討してまいります。
次年度以降につきましては、事業効果の検証結果を踏まえて、例えば、健康データを活用したアドバイス機能の導入など、参加者目線で魅力ある事業の在り方を検討してまいります。
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