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ページ番号:154486
掲載日:2022年6月30日
経済・雇用対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「中小企業の振興、先端産業の推進、企業誘致及び働き方改革の推進を含めた雇用に関する総合的対策」でありますが、今回は、「埼玉県経済の動向と経済・雇用対策について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「公共工事においてICTの活用を推進していくとのことだが、生産性はどの程度向上するのか。また、県内企業へどのように広めていくのか」との質問に対し、「ICT建機の活用により、一日あたりの施工量が1.5倍に向上した例を確認している。また、ICT施工の工事はこれまで33件実施し、その中で9回の現場見学会を行った。このような機会を通じて、受注企業の協力を得ながら、県内企業への周知に努めていく」との答弁がありました。
次に、「障害者の就労支援について、雇用の開拓や離職防止のためにどのような取組を行っているのか」との質問に対し、「昨年度、雇用の開拓を行う障害者雇用開拓員、企業への就労支援を行う障害者雇用サポートセンター、職場定着を支援する障害者職場定着支援センターの機能を統合し、障害者雇用総合サポートセンターを設置した。企業を訪問して雇用を働きかけるとともに、短期の雇用体験や、障害者に適した仕事の切り出しなど、具体的な雇用の提案を行っている。また、職場への適応を援助するジョブコーチを派遣し、職場定着を支援している」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「中小企業の振興、先端産業の推進、企業誘致及び働き方改革の推進を含めた雇用に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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