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ページ番号:154470
掲載日:2022年6月30日
企画財政委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案2件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、第71号議案について、「条例改正による手数料の引上げに伴い、今年度、県の歳入はどの程度の増加を見込んでいるのか」との質疑に対し、「21万7、000円の増加を見込んでいる」との答弁がありました。
次に、第72号議案について、「選挙長は誰が選任され、どのような職務を行うのか」との質疑に対し、「選挙長は、選挙管理委員会が当該選挙の選挙権を持つ者の中から選任する。例えば、県議会議員選挙では、主に各選挙区内の市又は町の選挙管理委員会の委員長を選任している。職務内容は、立候補の届出の受付及び選挙会の事務である。選挙会では、開票終了後、開票結果報告書に基づき、当選人を決定する役割を担う」との答弁がありました。
続いて、討論に入りましたところ、第71号議案について、反対の立場から、「消費税の増税について党として反対をしているため、認めることができない」との意見が出されました。
一方、賛成の立場から、「手数料の引上げにより県民に負担が生じるが、消費税率の引上げという全国一律の事情であることを丁寧に説明し、理解を求めていくべきである。また、本議案が不成立となると、本年2月定例会で可決された49の手数料の改定と異なる取扱いが生じ、不要な混乱を招く」との意見が出されました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案2件について採決いたしましたところ、第71号議案については多数をもって、第72号については総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、当面する行政課題として、「羽田空港の機能強化への対応について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。
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