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ページ番号:267346
掲載日:2025年4月26日
No.182| No.180
先の八潮市における道路陥没事故は、県民の平穏な日常生活に大きな影響を与え、インフラの老朽化対策が喫緊かつ重大な課題であることを改めて浮き彫りにさせました。
本県議会では、県民生活の安全・安心を図るため、緊急に、以下のとおり、全会一致により決議を行うとともに、国に対して必要な支援を求める意見書を提出することを可決しました。
事故で日常生活や事業活動に影響を受けた県民や事業者への対応、更には今回のような事故を未然に防ぎ、県土を強靱化させるために必要不可欠なインフラの老朽化対策が十分に確保されるよう、本県議会は全力で責務を果たしていく。【一部抜粋】
国においては、人的・技術的支援に加え、財政的支援においても最大限に行っていただくとともに、国土強靱化実施中期計画の策定においては、地方自治体の意見を十分に踏まえて、下水道の強靱化を重要な施策として位置付け、必要な予算を確保することを強く求める。【一部抜粋】
<関連予算案の審議・可決>
〇 下水道管の破損および道路陥没への対応に要する経費について、急施議案として他の議案に先立って審議し、令和7年2月28日に可決した。
〇 国の令和6年度の予備費を活用した追加工事実施に必要な経費について審議し、令和7年3月27日に可決した。
<埼玉県5か年計画中間見直し案の修正案を含めた審議・可決>
〇 県政運営の基礎となる現行の5か年計画中間見直し案に対し、議会側からの下水道の老朽化対策を推進する旨を明記した議会側からの修正案を含め審議し、令和7年3月27日に修正可決した。
第129代埼玉県議会議長に就任いたしました白土幸仁です。誠に身に余る光栄であり、心より感謝を申し上げるとともに、歴史と伝統のある埼玉県議会の議長という職責の重さに身が引き締まる思いであります。
本年は、2025年問題と呼ばれる、団塊の世代がすべて75歳以上の高齢者となることに加え、昨年の出生数が統計開始以来最少となるなど、少子高齢化が加速度的に進行しており、地方創生に向けて大変厳しい局面を迎えています。
また、先の八潮市における道路陥没事故は、県民の平穏な日常生活に大きな影響を与え、インフラの老朽化対策が喫緊かつ重大な課題であることを改めて浮き彫りにしました。
こうした先の見えない時代だからこそ、社会の変化を敏感に感じ取り、迅速に適応していくことが求められます。
このような中、議会が県政の重要課題に対して監視機能を発揮するとともに、私たち議員が県民の皆さまの声に真摯に耳を傾け、そして活発に議論し、社会状況に即した政策提案を行っていくことが重要です。
二元代表制の一翼を担う県議会がその役割と責務を果たすことができるよう、微力ではありますが、これまで培った経験を生かし、公平、公正かつ円滑な議会運営に全力を尽くしてまいります。
県民の皆さまにおかれましては、今後とも県議会に対するより一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2月19日(水曜日)から3月27日(木曜日)まで37日間にわたり開かれました。
知事提出議案について、知事から提案説明が行われました。
八潮市で発生した道路陥没事故に関連する決議、意見書を含む3件の議員提出議案について全会一致で可決されました。
26日には知事追加提出議案について、知事から提案説明が行われました。
19日提出の議案のうち、3件については急を要するため、26日に常任委員会で審査が行われ、28日に委員長報告を経て、採決が行われました。
補正予算・条例などの審査が行われました。
県の基本的な計画に関する6議案について審査が行われました。
付託案件の審査が行われました。
※予算特別委員会および5か年計画等特別委員会を除く。
当初予算案などについての集中的な審査が行われました。
知事追加提出議案について、知事から提案説明が行われ、常任委員会で審査が行われました。
各委員会の委員長報告を受けて討論・採決が行われました。
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