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掲載日:2021年11月25日
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平成30年2月6日、本庄市児玉町小平の「ふれあいの森公園」にある本庄市観光農業センターを訪問しました。同センターは、特定非営利活動法人ネットワークひがしこだいらが本庄市から指定管理者として、管理を任されている施設です。
センターの1階には、展示・休憩スペース、手作り体験室のほか、耕作放棄地を利用した市民農園を借りて、農業体験をする人たちが利用できるトイレやシャワーもあります。
本庄市観光農業センターと百体観音堂(左上)
展示されている東小平の獅子舞の獅子頭
「ネットワークひがしこだいら」は、東小平地域でそれぞれ活動していた、「獅子舞保存会」、共有林に植栽したあじさいの維持管理を行う「あじさいの小路保存会」、文化財である岩屋堂の管理保全を行う「岩谷堂保存会」などをネットワーク化し、任意団体として活動していましたが、この活動をより活発化するために平成20年に法人化したものです。
地元には獅子舞をはじめ文化財がたくさんあります。それらの保護活動や地域の環境美化活動を通じて、地域の良さを一人でも多くの人に知って貰いたいと活動しています。
林道陣見山線に沿って整備したあじさいの小路は、7月のシーズン前に下草刈りをして、環境を整えています。
あじさいの小路
(写真提供 NPO法人ネットワークひがしこだいら)
江戸時代に浅間山噴火犠牲者の供養のために
建立された百体観音堂。「さざえ堂」と呼ばれている。
明治末期に再建されました。
(写真提供 NPO法人ネットワークひがしこだいら)
地元の文化財である百体観音堂は、以前、春のシーズン以外は予約しないと内部の拝観ができない状態でした。先人が残してくれた貴重な資源を活用しようと、NPO法人が百体観音堂の管理の一部を手伝うことで、観光農業センターを訪れた方々が観音堂の内部を拝観できるようにしました。地元の住民でいわれなども熟知しているので、説明をしながら案内して喜ばれているそうです。
毎年8月14日には、観光農業センターの駐車場を利用して盆踊りが実施されます。盆踊りには、子どもからお年寄りまでたくさんの地域のかたが参加されるとのことです。
観光農業センターは木曜日(祝日の場合は開館)及び年末年始(12月28日~1月1日)が休館となっています。
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