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掲載日:2024年6月6日
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県民へのがんの正しい知識の普及や、がん検診の受診を促進するため、平成21年度から県と企業・団体との間で「埼玉県におけるがん啓発・がん検診受診率向上に向けた包括的連携に関する協定」を締結し、様々な普及啓発活動にご協力いただいています。
がんは昭和56年以降、本県の死因の第1位であり、4人に1人の県民ががんで亡くなっています。
また、早期発見・早期治療により、がんは治せる病気になっています。初期のがんにはほとんど自覚症状がなく、早期発見のため、定期的にがん検診を受診することが大切です。
県では、がん検診受診率60%を目指し啓発活動に取り組んでいますが、残念ながら目標に達しておらず、全国平均も下回っている状況です。
そこで、民間企業や団体と協力して、がん検診の重要性などの普及啓発活動や、がんに関する正しい知識の普及啓発に取り組んでいます。
協定企業・団体の皆さまには以下の(1)の取組、及び(2)~(4)のいずれかの取組を行っていただきます。
(1)企業・団体の従業員に対するがん検診の個別勧奨及び受診状況の把握
(2)がんについての正しい知識の普及啓発、及びがん患者への支援に関する事項
(3)がん検診の重要性の啓発など、がんの早期発見・早期治療の理解促進に関する事項
(4)その他県と、企業・団体が必要と認める事項
県は、協定を締結した企業・団体に、その求めに応じ次に掲げる支援を行います。
令和6年4月1日現在、28企業・団体と協定を締結しています。
企業・団体の従業員へのがん検診受診勧奨のほか、県民向けセミナーの開催や、啓発チラシの窓口への配置や顧客への案内などの取組を実施しています。
平成23年度から、企業等と連携して県民のがん検診の受診を促すため、包括協定を締結した企業の社員など関係する方のうち養成研修を受講した方を「埼玉県がん検診受診推進サポーター(以下、推進サポーター)」として認定しています。
推進サポーターは、県民に対して個別又は集団で、がん検診の受診の有用性や重要性に関する普及啓発や、がん検診の受診勧奨を行っています。
推進サポーターは、推進サポーターであることを明示する認定証を着用して活動しています。
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