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掲載日:2022年2月1日
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埼玉県目標設定型排出量取引制度の対象事業所である大規模事業所の排出状況・削減状況に関するページです。
※ 基準排出量、削減目標量及び実績排出量は、基準排出量変更協議及び第三者による検証等により修正される場合があります。また、 上記排出状況には「その他ガス削減量」や排出量取引の状況は反映されていません。
※ 本資料は第2削減計画期間の目標達成状況を示すものではありません。(目標達成状況については、上記の修正や排出量取引等が行われたのちに確定します。)
※ エクセルファイルとPDFファイルの内容は同一です。
第1削減計画期間(平成23~26年度)における大規模事業所のCO2排出量を取りまとめたところ、この4年間で22%のCO2排出量が削減(基準排出量比)されました。
第1削減計画期間の4年間において、県は対象の608の大規模事業所に、基準排出量に対して工場等で6%、業務ビル等で8%のCO2目標削減率を設定しましたが、大規模事業所全体では大幅に上回る22%(780万トン)の削減となりました。
表1 第1削減計画期間における大規模事業所のCO2排出量等の状況
区分 |
事業所数 |
基準排出量 |
実績排出量 |
削減量 |
基準排出量に 対する削減率 |
---|---|---|---|---|---|
工場等 |
428 |
3,041万トン |
2,373万トン |
668万トン |
22% |
業務ビル等 |
180 |
514万トン |
402万トン |
112万トン |
22% |
合計 |
608 |
3,555万トン |
2,775万トン |
780万トン |
22% |
第1削減計画期間では、全体の88%にあたる533事業所が自らの省エネ対策により目標削減率以上にCO2排出量を削減しました。
また、66事業所が排出量取引を活用して削減目標を達成しました。
表2 第1削減計画期間の削減目標を達成した事業所の状況
区分 |
対象事業所数 |
削減目標を達成した事業所数 |
||
---|---|---|---|---|
自らの削減で達成 |
排出量取引を活用 |
合計 |
||
工場等 |
428 |
371 |
50 |
421 |
業務ビル等 |
180 |
162 |
16 |
178 |
合計 |
608 |
533 |
66 |
599 |
排出量取引を行なった66事業所のうち、24事業所が仲介事業者(注1) から、23事業所が同一事業者の大規模事業所から、16事業所が他事業者の大規模事業所から排出削減量を取得しました。
また、3事業所が森林吸収や再生エネルギー事業によるCO2削減分を価値化したもの(オフセットクレジット(注2))を取得し、削減目標を達成しました。
表3 排出量取引の実施状況
取引の相手方等 |
取引事業所数 |
---|---|
仲介事業者 |
24事業所 |
同一事業者の大規模事業所 |
23事業所 |
他事業者の大規模事業所 |
16事業所 |
オフセットクレジットの取得 |
3事業所 |
合計 |
66事業所 |
注1 仲介事業者
大規模事業者等からCO2排出削減量等(クレジット)を買入れ、他の大規模事業者等に販売する事業者
注2 オフセットクレジット
再生エネルギー事業や森林吸収事業によるCO2削減量を価値化したもの。大規模事業所は、排出削減量として目標の達成に用いることができる。
第1削減計画期間(平成23~26 年度)の目標達成のためのクレジット取引に係る申告価格(PDF:259KB)
※全ての取引のうち振替申請時に価格記載のあった一部の取引について集計したものであり、また第1削減計画期間の目標達成(平成 27 年 4 月から平成 29 年 4 月までに行われた取引)について集計したものであるため、現在の取引の実態を示すものではありません。
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