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掲載日:2024年2月27日
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1.概要 | 現在、船舶への排ガス規制が強まっている。 大気汚染物質の低減には、燃料の高圧噴射により燃焼効率を上げることが重要になり、燃料噴射穴の微細化が求めれられている。 これに対応するため、燃料噴射ノズルに従来よりも小さい微細深穴を加工したいとの要望があった。 そのため、ノズル材料の耐熱合金(ステライト)に対して、直径0.2mm、深さ4mmの穴を加工するための共同研究を行った。 |
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2.成果 | ドリル先端の中心部分(チゼルエッジ)に切り欠きを入れるシンニングによって、切粉の流れを良くし、ドリルにかかる切削動力を低減させることを検討した。 微細ドリルへの高精度なシンニング加工を簡便に行うことができる装置を開発した。 この装置によってシンニングを行ったドリルを用いることで、ステライトに対して直径0.2mm、深さ4mmの貫通穴を生産加工することに成功した。 これにより、ノズルの試作を行うことができた。 |
3.連絡先 | 生産技術・事業化支援室 機械技術担当 南部 |
4.共同開発者 | 日本ノッズル精機株式会社 |
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