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掲載日:2023年7月14日
Q 尾花瑛仁 議員(自民)
近年、さいたま市、川口市や、また私学においても中高一貫校は増加傾向にあります。本県においては、人材輩出の下支えとなる教育改革に取り組まれ、平成15年には、首都圏でいち早く伊奈学園総合高校に中学校を敷設されておりましたが、今後、中高一貫の敷設を進める考えがおありかどうか、日吉教育長の御所見をお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
私は、誰一人取り残すことなく子供たち一人ひとりに目配りをし、寄り添いながらきめ細かく支援していくことが公教育としての大切な役割だと考えています。
その役割を踏まえた上で、子供たちの様々なニーズに応える多様な選択肢のひとつとして、6年間を見通したゆとりある学校生活を可能にし、柔軟性の高い教育課程により、生徒の学びを豊かにする中高一貫教育は意義あるものと考えております。
県では、令和3年度に伊奈学園中学校及び伊奈学園総合高校における中高一貫教育について検証を行いました。
検証した結果、中高一貫教育では6年間を見通した計画的・継続的な教育活動を通して、意欲的な生徒の進路実現が図られ、目的意識の高い生徒の育成につながっているなどの成果が見られました。
他方、課題として、通学可能な地域に偏りがあるため、中高一貫校を選択することが難しい地域もあることなどがあげられています。
このような検証結果を踏まえ、中高一貫教育ならではの教育課程や、生徒の通学の利便性にも配慮したバランスの良い配置など、中高一貫校の設置検討を進めてまいります。
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