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掲載日:2024年10月17日
Q 石川忠義 議員(県民)
条例や規則は、住民等に権利、義務に関わることから、全国の自治体でウェブなどによって広く公開されています。また、自治体によっては、条例や規則、規定のほかに要綱も公開しています。要綱が行政内部の手続や手順、基準などを定めるものであっても、公開することでその手続の公平、公正性を担保するとともに、関係者の利便性も高められることを期待してのことと思います。
一方、埼玉県ではウェブ検索システムの中で、条例、規則、規定は公開していますが、要綱は基本的に公開していません。埼玉県には行政委員会、議会、警察本部を含めて、今年の9月17日時点の集計で2,470ほどの要綱があります。しかしながら、現在は県民スポーツの日を定める要綱や彩の国教育の日を定める要綱など、行政側が選択した僅かな要綱だけが公開をされています。
今後は手続の公平性、公正性を担保するためにできるだけ早期に要綱をウェブ検索システムに掲載するとともに、要綱集を配架するなどして公開をすべきですが、総務部長に伺います。
A 小野寺亘 総務部長
要綱は、行政機関内部の実務について定めたもので、議員お話しのとおり、現在、2,470ございます。
その内容は、補助金の交付や事業の実施に関するもののほか、協議会などの会議の設置、運営に関するものなどでございます。
要綱に記載されている事項には、県民の皆様にとって必要な情報も多く、公開することにより、利便性の向上につながるものと考えます。
県で定めている要綱については、既にホームページ上に掲載されているものもありますが、公にすることにより支障をきたすものを除いて、今後は、さらに公開を進めてまいります。
条例や規則などの法規は、ウェブ検索システムとして、法規集データベースを開設していますが、要綱については、これらと性質が異なるため、県のホームページ内に新たに要綱集のページを設けたいと考えています。
公開に当たりましては、分野ごとに区分を設けたり、レイアウトを見やすくするなどの工夫を行い、県民の皆様により分かりやすい形で、積極的に公開をしてまいります。
再Q 石川忠義 議員(県民)
これから利便性が向上できるということで、県ホームページ内に要綱集を設けるということですけれども、最初の質問のときにウェブ検索システムにということでお話ししています。ただ費用がかかるですとか、いろいろハードルもあると思いますけれども、利便性を高めるためには条例や規則と同じように開けるように、やっぱりウェブ検索システムにいずれは載せるべきだと思うんですね、利便性向上のためであれば。
今すぐにはできないとしても、これを目指して公開をしていくべきですが、いかがですか。お願いします。
再A 小野寺亘 総務部長
法規集データベースにつきましては、条例や規則などの法規を掲載していますが、議員お話しのとおり、ここに要綱を掲載することは費用がかかるなどの問題がございます。
まずは、ホームページ内に要綱集という形で公開していきたいと考えております。
その後、法規集データベースにリンクを貼ることなど、その中にどうやって入れていくか検討したいと思いますが、当面は、ホームページ内で公開する方向でやらせていただければと考えております。
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