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掲載日:2024年10月17日
Q 石川忠義 議員(県民)
7月の東京オリンピックではスケートボードが初の正式種目となり、出場した日本人選手が5つのメダルを獲得し、日本中が感動しました。スケートボードは、東京オリンピックで正式種目となる前から少しずつファンを増やし、全国各地に民間や公共のスケートボードパークが増えてきました。
そして、正式種目決定後にはこの傾向が強くなり、今は設置を検討する自治体が増えてきました。県内では、スケートボード愛好者団体から平成27年11月9日に続き、先週の9月24日にも、知事に対しスケートボードができる施設の設置要望書が届けられています。
私も平成28年2月、平成29年6月の定例会一般質問で、スケートボードパークの設置を求めてきました。しかしながら、このときの答弁はいずれも消極的なものでした。平成29年6月定例会では、当時の都市整備部長が私の一般質問に「県民ニーズやオリンピックに向けた気運の高まりなど、社会情勢の変化に応じた検討が必要」と答えています。
そこで質問として、県営公園へ設置を進めるべきですが、伺います。
東京オリンピックを経て正にニーズが高まり、ファンや理解者が増え、気運が高まっているときです。もうそろそろ前向きな検討が必要です。前回議会での答弁も踏まえて、都市整備部長に伺います。
A 村田暁俊 都市整備部長
先に開催されました東京2020オリンピックのスケートボード競技では、若い世代の日本人選手が目覚ましい活躍で多くのメダルを獲得し、国民に大きな感動をもたらしました。
スケートボードに対する国内の認知度や競技を楽しめる環境に対するニーズは高まってくることが予想されます。
公設と民営を併せた県内の施設は、前回御質問いただきました平成29年6月時点では18か所でありましたが、現在は27か所に増加をしております。
また、都市公園を持つ市町への調査やNPO法人日本スケートパーク協会など団体との意見交換を行ったところ、オリンピック開催以降、新たな施設への要望は増えており、機運が高まっていることが確認できました。
一方で、これらの調査や意見交換では、利用者の安全対策のほか、近隣に対する騒音、飲料容器やタバコのポイ捨てなどの課題も指摘されたところです。
県としましては、騒音など近隣への影響を踏まえ、公園周辺の地域の御意見を確認しながら、周辺施設との地域的なバランスなどを踏まえ、整備をするならばどの公園が適当か可能性を探ってまいります。
再Q 石川忠義 議員(県民)
今、整備するならばというお話がありましたけれども、一方で、気運が高まっているということは理解できたというふうにおっしゃっています。気運が高まっていて整備するならばということですから、もう整備自体はしていこうという気持ちがある、積極的に整備前提で検討していくということで確認していいですか、伺います。
再A 村田暁俊 都市整備部長
施設を仮に整備とすると、可能性のある場所は、現在、スケートボードの利用可能な公園が中心になると考えております。
その上で、来場者の安全確保などについて施設管理者と協議し、具体的な整備場所を検討したいと考えております。
その後に、スケートボートパークの整備に向け、公園近隣のショップなどスケートボード関係者、近隣自治会、地元市町などと調整するというプロセスを考えているところでございます。
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