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掲載日:2024年3月14日
Q 江原久美子 議員(県民)
「青天を衝け」は、逆境に負けることなく立ち向かう姿を想起させますが、若き日の渋沢栄一が読んだ漢詩が由来です。資本主義の父や経済で有名な渋沢翁ですが、実は書家でも功績を残しています。
大河ドラマに合わせて150周年事業として様々な展示が行われます。県立熊谷図書館ではミニ展示が、歴史と民俗の博物館ではNHK大河ドラマ特別展が開催され、私も大変楽しみにしています。
先月、深谷市役所では、深谷の郷土古美術愛好会の方々の所蔵の品である渋沢翁自身や渋沢翁のお孫さんの大蔵大臣を歴任された渋沢敬三さんの書、また渋沢翁の師でもある尾高惇忠の直筆の書の展示会が開催されました。これほど貴重なものはめったに見ることはできませんし、これらの書を解説付きで見ていくと圧巻としか言いようがありません。そして毎年、趣向を変えて行っているとのことです。
これだけではなく、数多くの所蔵の品や栄一の切り口があると思います。県において今後も継続的に展示していくことで、更に県民に深く知っていただくことができると思います。
今後も、特別展や常設展でもそのような事業を継続していくことが大切だと思いますが、教育長の見解を伺います。
A 高田直芳 教育長
議員お話しのとおり、大河ドラマの放送は、本県の歴史や文化を広く発信できる絶好の機会であり、渋沢栄一翁を深く知っていただく入口になると考えます。
そこで、歴史と民俗の博物館では、3月20日からNHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」を開催することとしております。
この特別展は、大河ドラマに取り上げられ、若き日の渋沢翁も舞った、血洗島諏訪神社獅子舞の獅子頭や、日米の友好関係を築くためにアメリカから贈られた青い目の人形のうち、本県に残された12体などを展示いたします。
また、特別展終了後の常設展示では、大河ドラマ放送期間中「渋沢栄一コーナー」を設け、渋沢翁が設立に関わった富岡製糸場の煉瓦をはじめ、地元深谷市の方から御寄贈いただいた資料などの展示を予定しております。
大河ドラマ放送終了後につきましても、より多くの方々に渋沢翁を始めとした郷土の偉人や歴史などについて理解を深めていただけるよう、継続的な展示を検討してまいります。
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