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掲載日:2020年12月22日

令和2年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(荒木裕介議員)

一級河川鴻沼川堤防の機能回復について

Q   荒木裕介  議員(自民

昨年10月の台風第19号による記録的豪雨が本県に大きな被害をもたらす中で、私の地元桜区にも大きな爪痕を残しました。地元さいたま市の準用河川の越水によって近隣住民の床上・床下浸水が生じ、そうした被害をテレビが生中継でこぞって報じたのが浦和市場内の様子です。野菜や果物、また青果用具等が浸水した場内に散乱して浮かぶ映像は、まさに被害の大きさを物語っており、目に焼きついております。
一方、桜区内における県管理の1級河川鴻沼川も、その例外ではありません。市の準用河川ほどの越水ではなかったものの、桜区西堀地区を流れる鴻沼川の西戸橋から鴻沼橋区間において越水し、残念なことに近隣住民宅の床下浸水が発生しました。それらの被害世帯については不幸中の幸いながら、ちょうど河川隣接の住民がポンプを取り扱う仕事をされており、越水した日が日曜日ということで御自身の会社からポンプを持ってきていただき、河川へ流し込む作業を懸命に行っていただきました。そうしたおかげで何とか被害を抑えられたという経緯があります。そのことについては、御協力いただきましたことに大変に私も感謝いたしております。
しかし、それに伴う鴻沼川の調査では、そもそも右岸、左岸の堤防の高さが異なっていることが判明いたしました。左岸がさいたま市中央区で、右岸が桜区となり、越水した箇所は右岸の桜区側であります。
そこで、直ちに右岸が低いことを理由にした越水とは申しませんが、そもそもなぜこうした右左岸の高低差が生じているのでしょうか。また、こうした事実を確認するために、ふだん県はどのような管理をしているのでしょうか、お答えください。
さらに、鴻沼川ではこれまでも河川整備が進められておりますが、今回私がお話ししている区間において昨年越水が起きたのは事実であります。このため、早急に被害の実態に則した堤防の機能回復を図るべきと考えます。
今後いつ起きるかもしれない未曾有の災害にも備え、かつ地域住民の安心・安全を守るために、鴻沼川の緊急的な対策を講じるべきと考えますが、県土整備部長のお考えをお聞かせください。

A  中村一之  県土整備部長

鴻沼川は、平成9年に一級河川に指定され、当時の浦和市、与野市、大宮市から移管を受けたものです。 
これまでに河川激甚災害対策特別緊急事業などにより、橋梁の架替え、地下河川の新設、桜木調節池の整備などを集中的に実施してまいりました。
しかし、昨年の台風第19号の際、鴻沼川流域でも浸水被害が発生したことを踏まえ、議員お話の区間を含む鴨川合流点から大戸橋までの約4キロメートル区間を対象に、測量を実施し、堤防の高さを確認しました。
まず、右岸と左岸で堤防の高低差が発生した原因についてですが、県が移管を受けた当時、最低限の高さは確保されておりましたが、既に左右岸で高低差はあり、その後、主に地盤沈下により進行したものと考えております。
次に、河川の管理についてでございますが、堤防や護岸など河川管理施設の状態を把握するため、河川点検を1年に一度の頻度で行っております。
河川点検においては、堤防の亀裂や陥没、護岸の破損などの点検事項について職員が目視を主体に観察し、異常がないかを確認しております。点検の結果、修繕が必要な場合は、順次、対応してまいります。
最後に、緊急的な安全対策についてでございますが、今般の測量結果を踏まえ、機能回復する堤防の区間やその工法などについて、具体的な検討を行っているところでございます。
今後の見通しについてでございますが、早期に工事着手できるよう検討を進めるとともに、機能回復後も、現状調査など適切な維持管理に努めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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