トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和2年12月定例会 > 令和2年12月定例会 一般質問・質疑質問者一覧 > 12月4日(金曜日) > 荒木裕介(自) > 令和2年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(荒木裕介議員)
ここから本文です。
ページ番号:188098
掲載日:2023年12月18日
Q 荒木裕介 議員(自民)
前述のファイザー製薬のワクチンについては、我が国の政府が供給を受けることで同社と合意しており、今後より具体的な交渉段階になると思います。しかし、現状、同社のワクチンについては、一つ大きな課題があると言わざるを得ません。既に皆様も報道等で御承知のとおり、ワクチンの供給に際しては、マイナス70度以下の運搬、保存が条件であるということです。これまでのワクチンは冷凍保存という概念がないため、病院にはそれらを保存する冷蔵庫がないと聞きます。韓国では、9月に低温保管に失敗したインフルエンザワクチンを873人に誤って接種する事件が起きた事例もあり、その取扱いについては細心の注意が必要となりそうです。
今後、新型コロナウイルスワクチンの提供に際しては、県民の皆様が安心・安全に接種できるよう適切な保管体制を構築し、まだまだ見えにくい接種の体制づくりについて県として早急に検討する必要があると思いますが、いかがお考えでしょうか。
以上、疲弊したコロナ禍から元の日常生活を取り戻す救世主となり得るワクチン接種の在り方について、保健医療部長の御答弁をお願いいたします。
A 関本建二 保健医療部長
議員ご指摘のワクチンの保管に必要な超低温冷凍庫については、国の通知によれば、医療機関や製造者などと調整の上、ワクチン接種の実施主体である市町村が超低温冷凍庫を設置するとともに、保管体制を整えることとされています。
ただし、現時点では超低温冷凍庫を市町村の判断で確保する必要はなく、必要な対応は今後国から示されることとなっております。
ワクチンの適切な保管体制の構築や、接種体制づくりについては、今後、国から示される整備の方針などに基づき、市町村と連携して早急に進めてまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください