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ページ番号:170173

掲載日:2019年12月20日

令和元年12月定例会 「県庁舎建替え等検討特別委員長報告」

委員長   本木   茂

県庁舎建替え等検討特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「県庁舎の建替え及びこれに伴う周辺整備・地域活性化等に関する件」でありますが、今回は、「建替えと改修の深掘りした比較検証などについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「各課室それぞれで来訪者との打合せ場所を検討するのではなく、庁内各課室が共通で使える打合せスペースを設けてはどうか」との質問に対し、「部局ごとの共用会議室は合計で32部屋あり、各課室ではそれらの会議室を来客対応でも利用している。御提案の件については、執務室の配置状況などと併せて検討したい」との答弁がありました。
次に、「今回の庁舎全体を調査した結果を見ても、劣悪な執務環境だと思っている。執行部としてはどのように感じているか」との質問に対し、「委員会からの指摘を踏まえ、他県の状況等も含めて改めて一つ一つチェックをした結果、執務室の狭あい化やセキュリティ対策などの課題が確認できた。各課室も様々な工夫をしながらやっているが、それでも対応しきれていない部分も確かにあると改めて感じた。今後、改善可能なものについては早急に一つ一つ解消していきたい。また、ハード面ばかりでなく、ペーパーレスや事務の改善などソフト面でも対応しながら、仕事をしやすい環境づくりに鋭意努力したい」との答弁がありました。
次に、「警察本部については、第二庁舎5階のセキュリティ扉の前まで誰でも階段で上がれてしまう。職員がICカードを使って出入りするときに追従すると一緒に入ることも可能である。これでセキュリティ対策が十分と言えるのか」との質問に対し、「来庁者は1階エレベーターのセキュリティゲート前で受付を行い、カードを掲示することになっている。職員はカードの掲示がない者や不審者を見かけたら声を掛けることとしている。また、多くの職員が頻繁に階段を利用しており、併せて警戒しているので、セキュリティは確保されていると考えている。ただし、過去に職員に追従して執務エリアに入ろうとした者もいたので、今後も職員に警戒の徹底を指示し、セキュリティをしっかり確保していきたい」との答弁がありました。
次に、「過去に耐震改修と建替えのライフサイクルコストを比較した際、建物の寿命を60年としていたが、改修する場合の経費に、本来はあるべき60年目の十分な投資額が計上されていなかった。正しく比較するのであれば、60年目に大規模改修のコストを計上した上で、建替えを行う場合のコストと比較しないとおかしいと考える。今後は、こうした観点で比較を行うことは可能か」との質問に対し、「当時は60年目以降の修繕費の根拠がなかったこともあり、60年目以降は55年目と同額の修繕費を計上していた。今後、庁舎の改修と建替えの比較検討に当たっては、長期保全計画によりどの程度の改修が必要なのかの知見もあるので、これらも踏まえて、費用の比較検討を行っていきたい」との答弁がありました。
次に、「これまでの庁舎管理では、壁や柱の塗装のはがれやひび割れなどを我慢してきた結果が積み重なって、ボロボロの椅子でもよしとする感覚になり、今の状態になったと思う。職員が我慢しないで働ける執務環境を確保した上で、改修と建替えの比較検証について、その後のライフサイクルコストを含めてしっかり調査しないと検討ができないと考えるがどうか」との質問に対し、「職員がモチベーションを持って生産性を高められる形で仕事ができる環境を整えていくことは大変重要な視点であり、常に見直しを行わなければいけないと考えている。現在、実施している執務環境の改善事業は職員からも好評であるので、こうした視点から、労働生産性を高めるための改善を引き続き行っていきたい。また、来年度以降、劣化診断調査や機能調査を実施するため、現在予算計上に向けて必要額を精査している。今後の議論のベースになるものとして、しっかりしたものにしていきたい」との答弁がありました。
次に、「これまでも指摘しているが、建替え等の検討に当たっては、まちづくりの視点や、民間資金の投入なども考えながら、幅広い可能性を見据えた議論を深めてもらいたいがどうか」との質問に対し、「庁舎の再整備の検討に当たっては、御指摘のような幅広の開かれた議論を行っていくよう力を尽くしていきたい」との答弁がありました。
次に、「本委員会を通して様々な課題が浮き彫りになったと思う。幹部職員は、劣悪な執務環境で仕事をしてきたので、これが当たり前となって、これまで庁舎の在り方等の議論が始まらなかったのだと感じる。後輩職員のために、どのように対応すべきかを念頭に置いて議論しないと職場環境は改善しないと思うがどうか」との質問に対し、「御指摘は重く受け止めさせていただく」との答弁がありました。
その後、次回の審査については、これまでの審査や調査を通じて、執行部に対して意見・提言の発言を行うこととし、その後、本委員会としては、それらを取りまとめ、提言として知事に提出することと決しました。また、日程については、2月定例会中に開催することと決した次第です。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「県庁舎の建替え及びこれに伴う周辺整備・地域活性化等に関する件」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。

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